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J-GLOBAL ID:201402298467050398   整理番号:13A1715013

マウスにおけるCCL4誘発急性肝臓損傷に対するバイカレインの肝臓保護作用

Hepatoprotective effects of baicalein against CCl 4-induced acute liver injury in mice
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号: 45  ページ: 6605-6613  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【目的】マウスにおける四塩化炭素(CCL4)誘発肝臓損傷に対するバイカレインの肝臓保護作用を調査する。【方法】マウスに,CCL4注射後に,バイカレインを経口投与し,そして,治療的バイカレインを,4日間1日二回与えた。バイカレインの消炎作用を,肝組織学および血清アラニンアミノトランスフェラーゼとアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ測定によって直接評価した。増殖細胞核抗原を用いて,肝細胞増殖の促進におけるバイカレインの作用を評価した。血清インターロイキン(IL)-6,IL-1βおよび腫瘍壊死因子-α(TNF-α)レベルを,酵素結合免疫吸着検定法によって測定し,そして,肝臓IL-6,TNF-α,形質転換成長因子-α(TGF-α),肝細胞成長因子(HGF)および表皮成長因子(EGF)遺伝子発現を,定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応によって定量した。【結果】CCl4誘発急性肝不全モデルは,バイカレイン治療マウスにおける延命効果を提供した。データから,IL-6およびTNF-αのmRNAレベルは,バイカレイン投与群において,CCL4治療後12時間以内に有意に増加したが,24,48および72時間で,IL-6およびTNF-αの発現は,対照と比較して低いレベルに保たれた。TGF-α,HGFおよびEGFの発現は,12,24,48および72時間で,バイカレイン投与群において,劇的に高まった。さらに,バイカレインは,初期に,TNF-αおよびIL-6の血清中濃度を有意に上昇させ,すなわち,バイカレインは,肝臓再生の開始を促進することができた。【結論】バイカレインは,急性肝臓損傷のための治療法候補になる可能性がある。バイカレインは,TNF-αおよびIL-6仲介経路の調節によって肝臓再生を加速させる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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消化器の基礎医学 

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