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J-GLOBAL ID：201402298516980185   整理番号：14A0685280

Intel AVXによるCommon Lisp言語処理系の最適化の一考察

著者 (1件)： 安本太一 (愛知教大)
資料名： 愛知教育大学研究報告 自然科学編(Web)  (Bulletin of Aichi University of Education. Natural Sciences (Web))
巻： 63  ページ： 25-30 (WEB ONLY)  発行年： 2014年03月01日 
JST資料番号： U0186A  ISSN： 1884-5169  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者は先行研究で,アップルおよびIBMが共同開発したプロセッサPowerPC970のベクトル演算器AltiVecを用いたCommon Lispの組み込み関数最適化を行っている。本論文では,インテルのCore i7プロセッサのAVXで行った同様の試みにつき報告した。PowerPC970で試みた手法は,Core i7においても有効であり,実行効率が向上した。先行研究の試みと今回の試みの実行効率向上度合の違いから,ベクトル演算機能の恩恵を受けるにはメモリ転送速度の大きさが重要であることが分かった。Lispのデータをベクトルレジスタに転送する際の十分な”実質的なメモリ転送速度”の確保には筆者らが過去に提案した即値データの実装が寄与していることも分かった。

シソーラス用語： *マイクロプロセッサ ,  中央処理装置 ,  LISP ,  *言語処理系 ,  *最適化手法 ,  時間 ,  伝送速度 ,  接続
準シソーラス用語： Common Lisp ,  Intelアーキテクチャ ,  メモリアクセス ,  実行時間

分類 (2件)： 汎用演算制御装置  (JC04020N) ,  言語プロセッサ  (JD03040F)

タイトルに関連する用語 (3件)： LISP ,  言語処理系 ,  最適化