文献

J-GLOBAL ID：201402298978254471   整理番号：14A0754948

ラッカーゼの生物電気触媒に対する単層カーボンナノチューブのN-ドーピングの影響

Effect of N-Doping of Single-Walled Carbon Nanotubes on Bioelectrocatalysis of Laccase

著者 (5件)： TOMINAGA Masato (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  TOMINAGA Masato (Kumamoto Inst. for Photo-Electro Organics (Phoenics), Kumamoto, JPN) ,  TOGAMI Makoto (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  TSUSHIDA Masayuki (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  KAWAI Daisuke (Toho Gas Co., Ltd, Aichi, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 86  号： 10  ページ： 5053-5060  発行年： 2014年05月20日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラッカーゼは分子状酸素の過酸化水素への4電子還元を触媒する,青色銅酵素である。非ドープドおよびN-ドープド単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)を用い,ラッカーゼの直接電子伝達(DET)反応に対するN-ドーピングの影響を検討した。0.1,2.4および4.1%のN-ドーパントを持つN-SWCNTsを,金電極上直接合成した。Brunauer-Emmett-Teller(BET)表面積当たり吸着したラッカーゼの量はNドーパントの濃度に依存しなかったが,N-SWCNTsの固定化されたラッカーゼのDET反応からの生物電気触媒電流はNドーパント濃度の増加と共に減少した。これはN-SWCNTsの正荷電界面とカルボキシル残基の負荷電の静電気的相互作用および,ラッカーゼ修飾時のN-SWCNTsの表面電荷のためと説明された。

シソーラス用語： *効果 ,  *ジフェノールオキシドレダクターゼ ,  触媒反応 ,  *電気化学反応 ,  カーボンナノチューブ ,  ドーパント ,  *金電極 ,  固定 ,  静電相互作用 ,  表面電荷 ,  Ramanスペクトル ,  透過型電子顕微鏡 ,  走査電子顕微鏡 ,  ボルタンメトリー ,  X線光電子分光法 ,  金属酵素 ,  *ドーピング効果 ,  *ラッカーゼ ,  酵素固定化 ,  電気触媒反応

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (5件)： ラッカーゼ ,  生物電気 ,  触媒 ,  単層カーボンナノチューブ ,  ドーピング