抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スロート径1.5mmと2.0mmの収縮・拡大ノズルを用いてキャビテーション試験を行い,飽和状態およびサブクール状態での液体窒素のキャビテーション流動不安定メカニズムについて解明を行った。一成分系気液二相流体の音速によってスロート流速が制限されるチョーク現象の観点から検討を行い,チョーク現象とキャビテーション挙動(温度低下に伴い,76Kを境に連続的モードから間欠的モードに変化する)の関係が明確となった。サブクール状態において,キャビテーションはスロート静圧が飽和蒸気圧に達したときに発生せず,飽和蒸気圧よりもさらに低下したときに発生する,いわゆる準安定状態が存在する。飽和蒸気圧から実際にキャビテーションが発生する静圧までの圧力降下量(準安定状態)は74K付近で最大となる。(著者抄録)