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J-GLOBAL ID：201402299277872738   整理番号：14A1391878

未改質及びエステル化クラフトリグニン充填ポリエチレン複合材料:ラジカルグラフト化による相溶化

Unmodified and esterified Kraft lignin-filled polyethylene composites: Compatibilization by free-radical grafting

著者 (3件)： HU Lei (Dep. of Chemical Engineering and Renewable Materials Res. Center (CRMR), Univ. Laval, Quebec, G1V 0A6, CAN) ,  STEVANOVIC Tatjana ,  RODRIGUE Denis
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 132  号： 7  ページ： ROMBUNNO.41484  発行年： 2015年02月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クラフトリグニン(KL)及びエステル化リグニン含有複合材料に用いる相溶化法としてのラジカルグラフト化の有効性を調べた。マレイン化リグニン(ML)をマレイン酸無水物によるKLのエステル化により初めて調製した。高密度ポリエチレン(HDPE)にそれぞれ60wt%までのKL及びMLとラジカル発生剤のジクミルペルオキシドを添加し,リグニンベース複合材料のモルフォロジー,機械及び熱特性に及ぼすリグニンエステル化とラジカルグラフト化の影響を調べた。HDPEへのリグニン添加は低い相溶性により低い機械強度をもたらしたが,モルフォロジー及び機械特性からラジカルグラフト化はリグニンとHDPE間の相溶性を改良した。KLベース複合材料はKLのラジカル捕捉性によりMLベースよりも優れた相溶性を示した。また,熱分析からはラジカルグラフト化によりMLベース複合材料の熱安定性増加が認められた。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リグニン ,  エステル化 ,  *高密度ポリエチレン ,  化学修飾 ,  ラジカル反応 ,  *複合材料 ,  モルフォロジー ,  相溶性 ,  熱安定性 ,  機械的性質 ,  電子顕微鏡観察 ,  高分子間反応 ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸無水物 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： クラフトリグニン ,  グラフト化

分類 (2件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  木材化学  (FF05040V)

物質索引 (2件)： ジクミルペルオキシド ,  マレイン酸無水物

タイトルに関連する用語 (6件)： 改質 ,  エステル化 ,  クラフトリグニン ,  ポリエチレン ,  複合材料 ,  相溶化