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J-GLOBAL ID：201402299333981936   整理番号：14A0831016

仮想的に適切な事前密度としての許容可能境界事前関数

Permissible boundary prior function as a virtually proper prior density

著者 (2件)： YANAGIMOTO Takemi (Chuo Univ., Tokyo, JPN) ,  OHNISHI Toshio (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Annals of the Institute of Statistical Mathematics  (Annals of the Institute of Statistical Mathematics)
巻： 66  号： 4  ページ： 789-809  発行年： 2014年08月 
JST資料番号： W2286A  ISSN： 0020-3157  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原理的に,Bayes理論は適切な事前分布の仮定に基づいている。一方,不適切な事前関数がBayes理論における適切な事前密度の族に直接的に関連していると期待されるというのが筆者らの理解である。この観点において,不適切な事前関数は弱い情報量の適切な事前密度に対する別選択肢であり,仮想的に適切な事前密度と見做されると期待される。本論文での筆者らの目的は正則条件を満たす不適切関数の幅広い使用を強化する事である。特に,未知の点及び周辺密度での退行事前密度に対して不適切事前関数及び事後密度の組合せが好ましい事を主張した。不適切関数の重要な役割を再確認するために,正規サンプリング密度中のパラメータ用の親しみのある不適切関数の幾つかの例を提示した。

シソーラス用語： *分布 ,  *Bayes推定 ,  *関数 ,  情報量 ,  対数 ,  発散
準シソーラス用語： *Bayes理論 ,  事前分布

分類 (1件)： 統計学  (AB08000H)

引用文献 (27件)：

• Aitchison, J. (1975). Goodness of prediction fit. Biometrika, 62, 547-554.
• Aitkin, M. (1991). Posterior Bayes factors (with discussions). Journal of the Royal Statistical Society, Series B, 53, 111-142.
• Aitkin, M. (2009). Statisitical inference: an intergrated Bayesian/likelihood approach. Boca Raton: CRC Press.
• Berger, J.O., Bernardo, J.M., Sun, D. (2009). The formal definition of reference priors. The Annals of Statistics, 37, 905-938.
• Bolstad V.W. (2007). Introduction to Bayesian statistics. Wiley, New York.

タイトルに関連する用語 (5件)： 仮想 ,  密度 ,  許容 ,  境界 ,  関数