文献

J-GLOBAL ID：201402299464617903   整理番号：14A1389649

分子プローブへのバイオマーカーの移動 マルチモダリティイメージングのための自然活性プラットフォームとしてのメラニンナノ粒子

Transferring Biomarker into Molecular Probe: Melanin Nanoparticle as a Naturally Active Platform for Multimodality Imaging

著者 (12件)： FAN Quli (Stanford Univ., California, USA) ,  FAN Quli (Nanjing Univ. Posts & Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  CHENG Kai (Stanford Univ., California, USA) ,  HU Xiang (Stanford Univ., California, USA) ,  MA Xiaowei (Stanford Univ., California, USA) ,  ZHANG Ruiping (Stanford Univ., California, USA) ,  YANG Min (Stanford Univ., California, USA) ,  LU Xiaomei (Nanjing Univ. Posts & Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  XING Lei (Stanford Univ., California, USA) ,  HUANG Wei (Nanjing Univ. Posts & Telecommunications, Nanjing, CHN) ,  GAMBHIR Sanjiv Sam (Stanford Univ., California, USA) ,  CHENG Zhen (Stanford Univ., California, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 136  号： 43  ページ： 15185-15194  発行年： 2014年10月29日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多機能性で調製が容易なナノプラットフォームの開発は分子イメージングの大きな課題である。本研究では,黒色腫に多量に発現される,重要分子標的の1つであるメラニンを新規マルチモダリティイメージングナノプラットフォームへ移動させた。超小型の水溶性メラニンナノ粒子(MNP)を開発し,そのユニークな光音響特性と金属イオンとの自然結合能を明らかにした。これらの特性のため,同ナノ粒子は光音響造影剤としてのみではなく,陽電子放出トモグラフィや磁気共鳴イメージングのナノプラットフォームとしても使用可能である。本研究では,α_vβ₃インテグリンと環状(RGDfC)ペプチドをMNPに抱合することで,透過性と維持を強化し,U87MG腫瘍細胞への蓄積にも成功した。以上の結果は内因性材料のセラノスティクス応用への大きな可能性を示す。

シソーラス用語： プローブ ,  バイオマーカー ,  *画像診断 ,  生物色素 ,  *ナノ粒子 ,  *分子イメージング ,  腫瘍細胞 ,  生体画像 ,  *造影剤 ,  PET【トモグラフィー】 ,  NMRイメージング ,  *メラニン ,  分子プローブ
準シソーラス用語： *マルチモダリティイメージング ,  光音響イメージング

分類 (1件)： 診断用薬の基礎研究  (GW20010P)

タイトルに関連する用語 (6件)： 分子プローブ ,  バイオマーカー ,  活性 ,  プラットフォーム ,  メラニン ,  ナノ粒子