特許
J-GLOBAL ID:201403000257222956
折り加工された用紙の計数方法及びその際の異常検出方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-086066
公開番号(公開出願番号):特開2014-203443
出願日: 2013年04月01日
公開日(公表日): 2014年10月27日
要約:
【課題】 折り加工された用紙の計数方法及びその際の異常の検出方法の提供を目的とする。【解決手段】 折り加工された複数の用紙1を揃え、光を照射して背部2に輝部5を、背間の凹部に影部6を生じさせ、テレビカメラ7で撮像し、得られた画像信号を多値化した映像信号に変換し、水平走査線1本分を構成する各構成点の映像信号の強さの信号により5以上の分割された範囲での基準曲線を形成し、この基準屈曲線と各構成点の映像信号の強さを比較して用紙の枚数を計数するとともに、映像信号の基準の強さを正常な用紙の映像信号の基準の強さと比較して異常状態をも検出する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
折り加工された複数の用紙を背部が同一平面に並ぶように揃え、揃えた複数の用紙を両側から押さえ板で押さえ、背部の前方斜めより光を照射して背間の凹部に影部、背部に非影部を生じさせ、前記の両側の押さえ板と、前記の揃えた複数の用紙の背部を前方よりテレビカメラで、前記の凹部の影部が、前記テレビカメラから得られる映像信号の水平走査線と直角になるように撮像し、得られた映像信号の背部撮像部の水平走査線1本分の映像信号の強さを、一方端から他方端まで前記のテレビカメラの解像度の数で構成されるデジタル信号の各構成点に対応させて順次記憶させ、記憶された映像信号の水平走査線1本分の構成点を5以上に分割し、左端から2番目の分割された範囲の構成点の映像信号の強さの最小値を求め、求められた最小値以上の左端の分割された範囲の構成点の映像信号の強さの平均値を求め、左端の分割された範囲の中央の構成点位置の値とし、右端から2番目の分割された範囲の構成点の映像信号の強さの最小値を求め、求められた最小値以上の右端の分割された範囲の構成点の映像信号の強さの平均値を求め、右端の分割された範囲の中央の構成点位置の値とし、左端から2番目の分割された範囲から右端から2番目の分割された範囲の映像信号の強さの平均値を求め、それぞれの分割された範囲の中央の構成点位置の値とし、一方端から順に分割範囲の中央の構成点位置の値を次々に結んで、他端まで結び、左端から2番目の分割範囲の中央の構成点位置の値と左端の分割範囲の中央の構成点位置の値を結んだ線分を左端まで延長し、右端から2番目の分割範囲の中央の構成点位置の値と右端の分割範囲の中央の構成点位置の値を結んだ線分を右端まで延長して基準屈曲線を形成し基準屈曲線上の値を構成点に対応する基準値として採用し、一方端から他方端まで前記水平走査線1本分の構成点の映像信号の強さの測定信号を順次それぞれの構成点ごとに、構成点の値と対応する基準値と比較して、初回は初めて基準値より映像信号の強さが強くなり、基準値より映像信号の強さが弱くなった場合に非影部と判定し、次回以降は下部基準値より映像信号の強さが弱くなった状態から、基準値より映像信号の強さが強くなり、基準値より映像信号の強さが弱くなった場合に非影部と判定し、判定された非影部を用紙の背部とし、背部の数を積算して用紙の枚数を計数することを特徴とする折り加工された用紙枚数計数方法。
IPC (1件):
FI (1件):
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