特許
J-GLOBAL ID:201403000264889885
湿式摩擦材及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 Vesta国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-224708
公開番号(公開出願番号):特開2014-077039
出願日: 2012年10月10日
公開日(公表日): 2014年05月01日
要約:
【課題】摩擦材の気孔率を増大させ、摩擦材表面の油膜を最適化させることで、耐へたり性を保持したまま、耐ジャダー性を向上させることが可能な摩擦基材とすること。【解決手段】加熱により体積収縮する弾性を有する体積収縮材を抄紙段階で配合し、抄紙時の乾燥時や熱硬化性樹脂によるキュア時に体積収縮材を収縮させることで気孔率が大きくなり耐ジャダー性が向上する。従来の材料では、気孔率を増大させようと含浸する樹脂比率を低下したり、紙材の坪量を減らすとへたり量が増大する課題があった。体積収縮材が弾性を有しているため、へたり量の増大を抑制できる。このように、気孔率の増大により高回転時に油膜ができ難くい構造とすることができ、へたり量を増大することなく、耐ジャダー性を向上できる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
繊維成分とフィラー成分と弾性を有する体積収縮材を含有する抄紙材料を抄造した抄紙体に、熱硬化性樹脂を含浸、加熱硬化させたものを摩擦基材とする湿式摩擦材であって、
前記体積収縮材は、前記抄紙体の乾燥時若しくは前記熱硬化性樹脂の加熱硬化時、または前記乾燥時及び前記加熱硬化時に、前記体積収縮材を体積収縮させることにより、前記抄紙体または前記摩擦基材の気孔率を前記体積収縮材の体積収縮前に比べて大きくしたことを特徴とする湿式摩擦材。
IPC (4件):
C09K 3/14
, F16D 13/62
, F16D 69/00
, F16D 69/02
FI (6件):
C09K3/14 520M
, C09K3/14 520J
, C09K3/14 520H
, F16D13/62 A
, F16D69/00 R
, F16D69/02 C
Fターム (32件):
3J056AA60
, 3J056BA01
, 3J056BE17
, 3J056CA07
, 3J056CA16
, 3J056EA14
, 3J056EA26
, 3J056EA30
, 3J056FA08
, 3J056GA05
, 3J056GA12
, 3J056GA13
, 3J058AA44
, 3J058AA48
, 3J058AA53
, 3J058AA59
, 3J058AA73
, 3J058AA77
, 3J058AA83
, 3J058AA87
, 3J058BA46
, 3J058CA42
, 3J058CC03
, 3J058GA04
, 3J058GA35
, 3J058GA37
, 3J058GA55
, 3J058GA67
, 3J058GA73
, 3J058GA92
, 3J058GA93
, 3J058GA94
引用特許:
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