特許
J-GLOBAL ID:201403000902121884

交流電動機の制御装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  田口 雅啓
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-058865
公開番号(公開出願番号):特開2013-192431
特許番号:特許第5579766号
出願日: 2012年03月15日
公開日(公表日): 2013年09月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 速度指令値(ωm*)が第1減算器(31)及び速度制御器(30)を介して電流指令発生器(2)に入力され、前記電流指令発生器(2)から得られた第1、第2電流指令値(iq*,id*)が第1、第2電流制御器(3,4)及び加算器(34)及び第4減算器(35)を介して第1二相-三相交換器(5)と、前記第1二相-三相変換器(5)に接続されたPWMインバータ(6)とからなる三相駆動部(45)に送られ、前記三相駆動部(45)からの三相駆動信号(Vu,Vv,Vw)によりベクトル制御される磁石のトルクがなく、三相コイルのインダクタンスの変化で成されるリラクタンストルクのみを利用するリラクタンスモータからなる交流電動機(8)のトルク制御を行なうと共に、前記交流電動機(8)に接続された速度・位置信号処理器(40)からの実回転数(ωm)が前記速度制御器(30)の前段の前記第1減算器(31)にフィードバックされ、前記交流電動機(8)のU相とV相に設けられた一対の電流検出器(CT)からの検出電流(iu,iv)が前記二相-三相変換器(5)に接続された三相-二相変換器(9)に入力され、前記三相-二相変換器(9)からの検出電流値(iq,id)が入力され出力信号(41a,41b)を前記加算器(34)及び第4減算器(35)に入力するための非干渉化制御器(41)を有するようにした交流電動機の制御装置において、 前記電流指令発生器(2)に設けられた非線形テーブルデータを格納するためのテーブル(10)に、実験により求めたトルクと軸電流のデータをもとに、多次元近似によりトルク-電流特性テーブルからなるテーブルデータを格納し、次に、(d,q)軸電流の合成値が最小となる条件のトルクを求めて、各設定回転数毎の非線形データテーブルを作成し、このテーブルを用いて指令速度すなわち速度指令値(ωm*)とトルク(τ*)から決定される電流指令値(id*及びiq*)各電流制御器(3)及び4に入力され、電流制御パラメータ可変ゲイン処理用の非線形データテーブルは、実験で求めた電流制御ゲインと軸電流のデータを用いて、前記多次元近似よりテーブルデータを作成し、 次に、各設定回転数毎の非線形データテーブルを作成し、上位で求めた各電流指令値(id*)及び(iq*)と速度指令値(ωm*)より、逐次前記電流制御器(3)及び(4)内で用いている制御パラメータゲインである比例や積分ゲインを可変とすることができるようにしたことを特徴とする交流電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ( 200 6.01) ,  H02P 27/04 ( 200 6.01)
FI (1件):
H02P 5/408 C
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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