特許
J-GLOBAL ID:201403000961864785

車両用ドアの衝撃吸収構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人暁合同特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-146665
公開番号(公開出願番号):特開2014-008864
出願日: 2012年06月29日
公開日(公表日): 2014年01月20日
要約:
【課題】車両の側突時に、所期のエネルギー吸収特性を発揮するともに、胸部や腹部へ伝達される衝撃エネルギーを低減可能とする。【解決手段】車両用ドア10の衝撃吸収構造であって、車両用ドア10は、車両パネル20と、ドアトリム30と、第1衝撃吸収部50と第2衝撃吸収部60とを備える衝撃吸収部材40と、を備え、衝撃吸収部材40は、ドアトリム30側に向けて開口する略箱型をなしており、第1衝撃吸収部50には側板部51が設けられるとともに、第2衝撃吸収部60には底板部61が設けられており、底板部61は、当該底板部61の下端部61Bが車室外側に突出する姿勢で配されており、側板部51は、下板部51Bを有しており、下板部51Bは、車室内側に向けて下方に傾斜するとともに、車両パネル20から入力される衝撃エネルギーによって、ドアトリム30に対して下方にスライドするものとされている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
座席側方に位置する車両用ドアの衝撃吸収構造であって、 前記車両用ドアは、 車両パネルと、 前記車両パネルと対向状に配されるドアトリムと、 前記車両パネルと前記ドアトリムとの間において、前記座席に着座した着座者の腰部と対向する位置に配される衝撃吸収部材であって、衝撃エネルギーを吸収する第1衝撃吸収部と、前記第1衝撃吸収部より前記車両パネル側に配されるとともに、前記第1衝撃吸収部より剛性が高いものとされ、前記車両パネルから入力される衝撃エネルギーを前記第1衝撃吸収部に対して伝える第2衝撃吸収部と、を備える衝撃吸収部材と、を備え、 前記衝撃吸収部材は、前記ドアトリム側に向けて開口する略箱型をなしており、前記第1衝撃吸収部には車幅方向に延設される側板部が設けられるとともに、前記第2衝撃吸収部には前記側板部と交わる方向に延設され、前記車両パネルと対向状に配される底板部が設けられており、 前記底板部は、当該底板部の下端部が当該底板部の他の部分より車室外側に突出する姿勢で配されており、 前記側板部は、当該側板部において下側に配される部分である下板部を有しており、 前記下板部は、車室内側に向けて下方に傾斜するとともに、前記車両パネルから入力される衝撃エネルギーによって、前記ドアトリムに対して下方にスライドするものとされている車両用ドアの衝撃吸収構造。
IPC (1件):
B60R 21/04
FI (1件):
B60R21/04 E

前のページに戻る