特許
J-GLOBAL ID:201403001563372550

膨張式格納型防水堤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 重男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-095160
公開番号(公開出願番号):特開2014-214571
出願日: 2013年04月30日
公開日(公表日): 2014年11月17日
要約:
【課題】 膨張式格納型でありながら、強度の大きい構造を有する膨張式格納型防水堤を提供すること。【解決手段】 気体を注入可能な柔軟な中空気密性チューブを相互に連結し、気体注入時に全体が連通した中空気密性の横向き三角柱形状となるように中空気密性チューブを骨格形成し、気体注入時の側面を構成する三面の内、一面全体に防水シートを張設することにより三角柱防水体を形成する。地面内に埋設可能な防水体用格納函を設け、気体を排出して収縮状態の三角柱防水体を防水体用格納函内に格納する。格納函内の中空気密性チューブ内に気体を注入することにより、三角柱防水体を、上記防水シートを前面として地面上に膨張起立すると共に、前面に隣接する底面が地面上に敷設された膨張状態で地面上に起立形成し、当該膨張式格納型防水堤によって津波等の市街地への流入を防止する。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
気体を注入可能な柔軟な中空気密性チューブの両端部を相互に連通状態に接続することにより、気体注入時に全体が連通した中空気密性の横向き三角柱形状となるように上記中空気密性チューブを骨格形成し、気体注入時の当該横向き三角柱形状の側面を構成する三面の内、一面全体に柔軟な防水シートを張設することにより三角柱防水体を形成し、 地面内に埋設可能な防水体用格納函を設け、気体を排出して収縮した状態の上記三角柱防水体を上記防水シート共々当該防水体用格納函内に格納すると共に、 上記防水体用格納函内に気体注入管を固設し、上記気体注入管と上記防水体用格納函内の上記中空気密性チューブの一部とを連通状態に接続し、 上記気体注入管に気体を注入するための気体注入装置を設け、 上記気体注入装置から上記気体注入管に気体を注入して、上記気体注入管を介して上記中空気密性チューブ内に気体を注入することにより、上記三角柱防水体を、上記防水シートを有する上記一面を前面として上記地面上に膨張起立させると共に、上記前面に隣接する底面が上記地面上に敷設された膨張状態で当該地面上に起立形成し得るように構成し、 上記三角柱防水体の上記膨張起立状態において、上記防水シート下縁と上記防水体用格納函前縁とが密着防水状態となるように構成したものであることを特徴とする膨張式格納型防水堤。
IPC (1件):
E02B 7/22
FI (1件):
E02B7/22
Fターム (1件):
2D019AA71

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