特許
J-GLOBAL ID:201403001594107839

遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人青海特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-043872
公開番号(公開出願番号):特開2014-171490
出願日: 2013年03月06日
公開日(公表日): 2014年09月22日
要約:
【課題】これまでにない新たな遊技性を備えることで、遊技の興趣を向上することができる遊技機を提供する。【解決手段】固定始動口と可変始動口とが設けられ、これら始動口に遊技球が入球すると、大役遊技の実行可否を決定する大役抽選が行われる。第1遊技状態では、可変始動口に遊技球が入球した場合の方が、固定始動口に遊技球が入球した場合よりも、大役抽選の結果としてハズレ結果が導出された場合の平均変動時間が長い。第3遊技状態では、可変始動口に遊技球が入球した場合と、固定始動口に遊技球が入球した場合との平均変動時間の差分が、第1遊技状態よりも小さい。これにより、大役抽選がなされる頻度は、第1遊技状態<第3遊技状態<第2、4遊技状態の順で高くなる。【選択図】図12
請求項(抜粋):
遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技盤と、 前記遊技領域に設けられ、遊技球の入球が常時可能な第1始動口と、 前記遊技領域に設けられ、遊技球の入球を可能とする開状態、または、該開状態よりも遊技球の進入を困難とするか、もしくは、遊技球の入球を不可能とする閉状態に可変する第2始動口と、 を備え、 前記遊技領域に設けられた大入賞口が開放される大役遊技の実行決定確率が所定の確率に設定された低確率遊技状態、および、該低確率遊技状態よりも該大役遊技の実行決定確率が高確率に設定された高確率遊技状態のいずれか一方と、前記第2始動口が第1の開閉条件に基づいて開閉制御される非特定遊技状態、および、該第1の開閉条件よりも該第2始動口が開状態に変移しやすい第2の開閉条件に基づいて該第2始動口が開閉制御される特定遊技状態のいずれか一方と、を組み合わせてなる複数の遊技状態のいずれかに設定され、該設定されている遊技状態に基づいて遊技が進行する遊技機であって、 前記遊技領域に設けられた進入領域への遊技球の進入を条件として、設定されている遊技状態に対応する開閉条件にしたがって前記第2始動口を開閉制御する普通遊技実行手段と、 前記第1始動口または前記第2始動口への遊技球の入球を条件として、前記大役遊技の実行可否が対応付けられた複数の図柄の中からいずれかの図柄を、設定されている遊技状態に対応する前記実行決定確率に基づいて決定する図柄決定手段と、 前記図柄決定手段によって図柄が決定されると、該決定された図柄を図柄表示部に停止表示させるまでの時間である変動時間を、該決定された図柄、遊技球が入球した始動口の種別、および、設定されている遊技状態に対応する変動時間決定条件にしたがって決定する変動時間決定手段と、 前記第1始動口への遊技球の入球に基づいて前記変動時間が決定された場合には、該決定された変動時間に亘って第1の図柄表示部において図柄の変動表示を行うとともに、該変動時間が経過すると、該第1の図柄表示部に前記図柄決定手段によって決定された図柄を停止表示させ、前記第2始動口への遊技球の入球に基づいて前記変動時間が決定された場合には、該決定された変動時間に亘って第2の図柄表示部において図柄の変動表示を行うとともに、該変動時間が経過すると、該第2の図柄表示部に前記図柄決定手段によって決定された図柄を停止表示させる図柄表示制御手段と、 前記大役遊技の実行が対応付けられた図柄が前記図柄表示部に停止表示されると、前記大役遊技を実行する大役遊技実行手段と、 前記大役遊技の終了後の遊技状態を、該大役遊技の実行契機となった図柄に基づいて設定する遊技状態設定手段と、 を備え、 前記図柄決定手段は、 前記大役遊技が実行されておらず、かつ、前記第1の図柄表示部および前記第2の図柄表示部のいずれにおいても図柄の変動表示が行われていない場合に、前記第1始動口および前記第2始動口への遊技球の入球に基づく図柄の決定処理を実行可能であり、 前記第1の図柄表示部において図柄が変動表示中であって、前記第2の図柄表示部において図柄の変動表示が行われていない場合に、前記第2始動口への遊技球の入球に基づく図柄の決定処理を実行可能であり、 前記第2の図柄表示部において図柄が変動表示中であって、前記第1の図柄表示部において図柄の変動表示が行われていない場合に、前記第1始動口への遊技球の入球に基づく図柄の決定処理を実行可能であり、 前記低確率遊技状態と前記非特定遊技状態とが組み合わされた遊技状態を第1遊技状態、前記低確率遊技状態と前記特定遊技状態とが組み合わされた遊技状態を第2遊技状態、前記高確率遊技状態と前記非特定遊技状態とが組み合わされた遊技状態を第3遊技状態、前記高確率遊技状態と前記特定遊技状態とが組み合わされた遊技状態を第4遊技状態とした場合に、少なくとも前記第1遊技状態および前記第3遊技状態を含む3以上の遊技状態が遊技の進行中に設定され、 前記図柄決定手段によって前記大役遊技の不実行が対応付けられた図柄が決定された場合に、前記変動時間決定条件にしたがって決定される変動時間の平均である平均変動時間は、 遊技状態が前記第1遊技状態および前記第3遊技状態のいずれか一方に設定されているときに、前記第2始動口への遊技球の入球に基づいて該図柄が決定された場合の方が、前記第1始動口への遊技球の入球に基づいて該図柄が決定された場合よりも長く、かつ、遊技状態が該第1遊技状態および該第3遊技状態のいずれか他方に設定されているときに、該第1始動口への遊技球の入球に基づいて該図柄が決定された場合と、該第2始動口への遊技球の入球に基づいて該図柄が決定された場合との該平均変動時間の差分が、該第1遊技状態および該第3遊技状態のいずれか一方に設定されているときよりも小さく設定されているか、もしくは、遊技状態が前記第1遊技状態および前記第3遊技状態のいずれか一方に設定されているときに、前記第1始動口への遊技球の入球に基づいて該図柄が決定された場合の方が、前記第2始動口への遊技球の入球に基づいて該図柄が決定された場合よりも長く、かつ、遊技状態が該第1遊技状態および該第3遊技状態のいずれか他方に設定されているときに、該第1始動口への遊技球の入球に基づいて該図柄が決定された場合と、該第2始動口への遊技球の入球に基づいて該図柄が決定された場合との該平均変動時間の差分が、該第1遊技状態および該第3遊技状態のいずれか一方に設定されているときよりも小さく設定されていることを特徴とする遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (1件):
A63F7/02 315A
Fターム (6件):
2C088AA35 ,  2C088AA36 ,  2C088AA42 ,  2C088BC22 ,  2C088EA10 ,  2C088EB55
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 弾球遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-079872   出願人:サミー株式会社
  • 遊技機、プログラムおよび記憶媒体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-206227   出願人:株式会社オリンピア
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-175038   出願人:株式会社平和

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