特許
J-GLOBAL ID:201403001960356340

FRP円筒及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 三浦 邦夫 ,  安藤 大介 ,  三浦 邦陽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-047818
公開番号(公開出願番号):特開2014-172308
出願日: 2013年03月11日
公開日(公表日): 2014年09月22日
要約:
【課題】FRP円筒に加わる捩り負荷に対する捩り強度の長期信頼性を確立してその破壊を確実に防止することができるFRP円筒及びその製造方法を得る。【解決手段】同時多層巻回層は、少なくとも複数のFRP層の最内層に位置している。最内層の同時多層巻回層を構成するセットプリプレグの捩り剛性保持プリプレグと座屈防止プリプレグは、その巻回開始位置が、座屈防止プリプレグが単独で少なくとも1プライ巻回され、その後、捩り剛性保持プリプレグと座屈防止プリプレグが重ねられた状態で少なくとも2プライ連続して巻回されるように、互いにオフセットされている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
強化繊維を熱硬化性樹脂シート中に含浸させてなる複数のプリプレグを筒状に巻回して熱硬化させ複数のFRP層としたFRP円筒であって、前記複数のFRP層中に、円筒軸線方向に斜交する繊維層を有する捩り剛性保持プリプレグと、円筒軸線方向に直交する繊維層を有する座屈防止プリプレグを重ねたセットプリプレグを複数回連続して巻回して熱硬化させた同時多層巻回層を含ませたFRP円筒において、 前記同時多層巻回層は、少なくとも前記複数のFRP層の最内層に位置していること;及び 前記最内層の同時多層巻回層を構成するセットプリプレグの前記捩り剛性保持プリプレグと前記座屈防止プリプレグは、その巻回開始位置が、前記座屈防止プリプレグが単独で少なくとも1プライ巻回され、その後、前記捩り剛性保持プリプレグと前記座屈防止プリプレグが重ねられた状態で少なくとも2プライ連続して巻回されるように、互いにオフセットされていること;を特徴とするFRP円筒。
IPC (2件):
B29C 70/16 ,  F16C 3/02
FI (2件):
B29C67/14 B ,  F16C3/02
Fターム (24件):
3J033AA01 ,  3J033AB01 ,  3J033AB02 ,  3J033AC01 ,  4F205AA36 ,  4F205AA39 ,  4F205AA41 ,  4F205AC03 ,  4F205AD16 ,  4F205AG03 ,  4F205AG08 ,  4F205AH17 ,  4F205HA08 ,  4F205HA23 ,  4F205HA33 ,  4F205HA37 ,  4F205HA45 ,  4F205HB01 ,  4F205HC02 ,  4F205HK04 ,  4F205HK05 ,  4F205HL02 ,  4F205HL12 ,  4F205HT22

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