特許
J-GLOBAL ID:201403002061562336
ヘリウム用密閉型スクロール圧縮機
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
井上 学
, 戸田 裕二
, 岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-240439
公開番号(公開出願番号):特開2014-088848
出願日: 2012年10月31日
公開日(公表日): 2014年05月15日
要約:
【課題】ヘリウム用スクロール圧縮機の大幅な性能向上と信頼性向上を図った密閉型スクロール圧縮機を提供する。【解決手段】吸入室と油注入用ポートとが旋回スクロール外側曲線と固定スクロール内側曲線とで形成する旋回外側の吸入作動室を介してある一定の旋回角度範囲にて連通し、一方、旋回スクロール内側曲線と固定スクロール外側曲線とで形成する旋回内側の吸入作動室と前記吸入室とが該油注入用ポートと連通しない位置となるように、該油注入用ポートの開口部を固定スクロール部の歯溝底面に設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
作動ガスがヘリウムガスであり、
密閉容器内に、スクロール圧縮機部と電動機部とが収納されるとともに、
前記スクロール圧縮機部は、固定側板部に渦巻状のラップを直立する固定スクロールと旋回スクロールとがそれぞれのラップを互いにかみ合わせることで圧縮室を構成し、
前記旋回スクロールは、回転軸に連設する偏心機構に係合するとともに自転することなく固定スクロールに対し旋回運動し、
前記固定スクロールには中心部に開口する吐出口と外周部に開口する吸入口が設けられ、
該吸入口より吸入された前記ヘリウムガスは、前記圧縮室を中心部に移動することで圧縮された後、前記吐出口より吐出され、
前記ヘリウムガスを冷却するための油インジェクション管を前記密閉容器に貫通して前記固定側板部に設けた油注入用ポートに接続したヘリウム用密閉型スクロール圧縮機において、
前記両スクロールラップ終端部にある吸入室と前記油注入用ポートとが旋回スクロール外側曲線と固定スクロール内側曲線とで形成する旋回外側の吸入作動室を介してある一定の旋回角度範囲にて連通し、
旋回スクロール内側曲線と固定スクロール外側曲線とで形成する旋回内側の吸入作動室と前記吸入室とが該油注入用ポートと連通しない位置となるように該油注入用ポートの開口部を前記固定スクロール部の歯溝底面に設けたことを特徴とするヘリウム用密閉型スクロール圧縮機。
IPC (2件):
FI (2件):
F04C18/02 311Y
, F04C29/04 B
Fターム (17件):
3H039AA06
, 3H039AA12
, 3H039BB15
, 3H039BB28
, 3H039CC01
, 3H039CC03
, 3H039CC27
, 3H039CC48
, 3H039CC50
, 3H129AA02
, 3H129AA14
, 3H129AA32
, 3H129AB04
, 3H129BB16
, 3H129BB43
, 3H129CC48
, 3H129CC53
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
特開昭61-187584
-
ヘリウム用スクロール圧縮装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-018819
出願人:株式会社日立製作所
審査官引用 (2件)
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特開昭61-187584
-
ヘリウム用スクロール圧縮装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-018819
出願人:株式会社日立製作所
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