特許
J-GLOBAL ID:201403002260866573
展開式シェルター
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
筒井 大和
, 小塚 善高
, 筒井 章子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-170631
特許番号:特許第5564138号
出願日: 2013年08月20日
要約:
【課題】格納状態と展開状態とに複数の可動板をスムーズに駆動することができる展開式シェルターを提供する。
【解決手段】展開式シェルター10は、床板28と屋根板29とが支柱により連結されたシェルター本体20を有する。屋根板29の側部には、格納位置と展開位置とに回動される可動屋根板37a,37bが装着され、床板28の側部には、格納位置と展開位置とに回動される可動床板41a,41bが装着される。それぞれの可動床板41a,41bには、格納位置と展開位置とに回動される可動側板42a,42bが装着される。支柱には、格納位置と展開位置とに回動される可動端板43a,43cが装着される。可動屋根板と、可動床板と、可動側板は、それぞれアクチュエータにより開閉駆動される。
【選択図】図7
請求項(抜粋):
【請求項1】 床板と当該床板の四隅に配置される支柱により前記床板に固定される屋根板とを有し、内部空間を形成するシェルター本体を有する展開式シェルターであって、
前記屋根板の一方の側部と他方の側部とにヒンジによりそれぞれ装着され、上下方向に延びる格納位置と、前記シェルター本体から側方に張り出す展開位置とに回動される第1と第2の可動屋根板と、
前記床板の一方の側部と他方の側部とにヒンジによりそれぞれ装着され、上下方向に延びる格納位置と前記シェルター本体から側方に張り出す展開位置とに回動される第1と第2の可動床板と、
それぞれの前記可動床板の自由端にヒンジにより装着され、前記可動床板の内面に重ねられる格納位置と、前記可動屋根板と前記可動床板がともに展開位置のときに上方に向けて立てられる展開位置とに回動される第1と第2の可動側板と、
それぞれの前記支柱にヒンジにより装着され、前記シェルター本体の側面に沿って延びる格納位置と、それぞれ展開位置の前記可動屋根板と前記可動床板と前記可動側板とに前記内部空間を形成する展開位置とに手動操作により回動される4つの可動端板と、
それぞれの前記支柱と前記可動床板との間に設けられ、展開状態となった前記可動床板を水平状態に保持する4つのリンク機構と、
前記支柱と前記可動屋根板との間に配置され、前記可動屋根板を駆動する第1のアクチュエータと、
前記支柱と前記可動床板との間に配置され、前記可動床板を駆動する第2のアクチュエータと、
前記可動床板と前記可動側板との間に配置され、前記可動側板を駆動する第3のアクチュエータと、
可動板を展開するときには、前記可動屋根板を展開位置よりも進んだ待機位置にまで前記第1のアクチュエータを駆動し、前記可動屋根板が待機位置となった状態のもとで前記可動床板を展開位置にまで前記第2のアクチュエータを駆動し、前記可動床板が展開位置となった状態のもとで前記可動側板を展開位置よりも進んだ待機位置にまで前記第3のアクチュエータを駆動し、前記可動端板が手動操作により展開位置に移動された状態を検出して前記可動側板と前記可動屋根板とを戻して展開位置にまで前記第1のアクチュエータと前記第3のアクチュエータを駆動する制御ユニットと、
を有する、展開式シェルター。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
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