特許
J-GLOBAL ID:201403003072333009

表面増強ラマン散乱ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  石田 悟 ,  柴山 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-178778
公開番号(公開出願番号):特開2014-037975
出願日: 2012年08月10日
公開日(公表日): 2014年02月27日
要約:
【課題】 表面増強ラマン散乱の特性を安定させることができる表面増強ラマン散乱ユニットを提供する。【解決手段】 SERSユニット1においては、成形層5の微細構造部8上に導電体層6が形成され、表面増強ラマン散乱を生じさせる光学機能部10が構成されている。特に、成形層5の厚さが、微細構造エリアA5の中央部分5aにおいて相対的に厚く、外縁部分5bにおいて相対的に薄い。このため、例えばナノインプリント法によって成形層5を形成すべく、モールドMを成形層5から離型するときに、外縁部分5bにおいて成形層5がモールドMの離型に倣いやすいうえに、中央部分5aにおいて形状が維持されやすい。したがって、中央部分5aの凸部81に損傷が生じることが抑制されるので、表面増強ラマン散乱の特性を安定させることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
主面を有する基板と、 前記基板の前記主面に沿って延在するように前記主面上に形成された支持部、及び、前記支持部上に形成された微細構造部を有する成形層と、 前記微細構造部上に形成され、表面増強ラマン散乱を生じさせる光学機能部を構成する導電体層と、を備え、 前記基板の前記主面に交差する方向についての前記成形層の厚さは、前記成形層における前記微細構造部が形成された微細構造エリアの中央部分よりも前記微細構造エリアの外縁部分において相対的に薄くなっている、 ことを特徴とする表面増強ラマン散乱ユニット。
IPC (1件):
G01N 21/65
FI (1件):
G01N21/65
Fターム (10件):
2G043CA03 ,  2G043CA04 ,  2G043CA06 ,  2G043DA06 ,  2G043EA03 ,  2G043GA07 ,  2G043GB01 ,  2G043GB02 ,  2G043GB05 ,  2G043GB16

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