特許
J-GLOBAL ID:201403003243973478

浸透圧発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 溝上 哲也 ,  岩原 義則 ,  山本 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-177407
公開番号(公開出願番号):特開2014-034946
出願日: 2012年08月09日
公開日(公表日): 2014年02月24日
要約:
【課題】発電効率が高く、淡水資源を必要としない浸透圧発電システムを提供する。【解決手段】半透膜13と、海水淡水化プラント31で海水を淡水化時に生成された濃縮海水が供給される高濃度水区画14と、海水が供給される低濃度水区画15とを有する半透膜装置12と、タービン17を回転させて発電する発電機16とを備える。高濃度水区画14に供給される濃縮海水に、浸透圧を更に高めるための溶質20を添加する。タービン17を回転させた後の濃縮海水中に含まれる溶質20を回収し、高濃度水区画14において再利用可能とする高浸透液再生装置21を備える。【効果】濃縮海水に浸透圧を更に高めるための溶質20を添加するので、浸透圧エネルギーが飛躍的に高くなる。添加した溶質20は、高浸透液再生装置21によって低エネルギーで回収し、再利用するので、海洋生態系への影響も低減できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
半透膜と、前記半透膜の一方の膜面側に形成され、海水淡水化プラントで海水を淡水化時に生成された濃縮海水が供給される高濃度水区画と、前記半透膜の他方の膜面側に形成され、海水が供給される低濃度水区画とを有する半透膜装置と、 前記半透膜装置によって得られる浸透圧エネルギーを利用してタービンを回転させて発電する発電機と、 を備えた浸透圧発電システムであって、 前記高濃度水区画に供給される濃縮海水に、浸透圧を更に高めるための溶質を添加すると共に、 前記タービンを回転させた後の濃縮海水中に含まれる前記溶質を回収し、前記高濃度水区画において再利用可能とする高浸透液再生装置を備えたことを特徴とする浸透圧発電システム。
IPC (6件):
F03G 7/00 ,  B01D 61/00 ,  C02F 1/44 ,  B01D 61/02 ,  B01D 61/58 ,  F01K 27/00
FI (7件):
F03G7/00 G ,  B01D61/00 500 ,  C02F1/44 G ,  C02F1/44 E ,  B01D61/02 500 ,  B01D61/58 ,  F01K27/00 Z
Fターム (17件):
3G081DA01 ,  4D006GA03 ,  4D006GA14 ,  4D006KA01 ,  4D006KA03 ,  4D006KA14 ,  4D006KA51 ,  4D006KA52 ,  4D006KA54 ,  4D006KA57 ,  4D006KA72 ,  4D006KB18 ,  4D006KB30 ,  4D006KD30 ,  4D006PA01 ,  4D006PB03 ,  4D006PB27

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