特許
J-GLOBAL ID:201403003347595645

液体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人日誠国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-216016
公開番号(公開出願番号):特開2014-070666
出願日: 2012年09月28日
公開日(公表日): 2014年04月21日
要約:
【課題】部品点数やコスト面での問題を回避しながら部品や装置が大型化することのない液体封入式防振装置を提供する。【解決手段】エンジン側の第1取付部材1と車体側の第2取付部材2を弾性部材3で連結し、弾性部材3を壁部とする主液室4とダイヤフラム6を壁部とする副液室5とをオリフィス通路16で接続する。一方、オリフィス通路16を経由せずに、主液室側プレート7の主液室側開口部13と副液室側プレート8の副液室側開口部20とを接続するリーク通路27を形成し、リーク通路27内に可動板9を配置する。そして、副液室側開口部20を遮断するために主液室4の加圧時に可動板9が移動すると互いに密接するシール部28を可動板9と副液室側プレート8の間に設ける。また、主液室4の減圧時に可動板9が移動するとリーク通路27の接続状態を維持するように主液室側プレート7に接触するリーク維持突部23を可動板9に設ける。【選択図】図14
請求項(抜粋):
内部に作動液を封入した液体封入式防振装置において、 振動源に取付けられる第1取付部材と、 車体側に取付けられる筒状の第2取付部材と、 前記第1取付部材と前記第2取付部材との間に配置され、前記第1取付部材及び前記第2取付部材を一体的に連結する弾性部材と、 前記弾性部材を壁部の一部として前記作動液が封入される主液室と、 壁部の少なくとも一部がダイヤフラムで形成され、前記作動液が封入される副液室と、 前記主液室に面する主液室側プレート及び前記副液室に面する副液室側プレートを備えた仕切部材と、 前記主液室と前記副液室とを接続するオリフィス通路と、 前記オリフィス通路を経由せずに前記主液室側プレートに設けられた主液室側開口部及び前記副液室側プレートに設けられた副液室側開口部を接続するリーク通路と、 前記リーク通路内に移動可能に配置され、前記リーク通路の接続状態を変更する可動板と、 前記副液室側開口部の外側で前記可動板と前記副液室側プレートとの間に設けられ、前記副液室側プレートの副液室側開口部を通過する前記作動液の流れを遮断するために前記主液室が加圧状態となって前記可動板が前記主液室側プレート側から前記副液室側プレート側に移動したときに互いに密接するシール部と、 前記可動板又は前記主液室側プレートの何れか一方に設けられ、前記主液室が減圧状態となって前記可動板が前記副液室側プレート側から前記主液室側プレート側に移動したときに、前記リーク通路の接続状態を維持するために前記可動板の外周縁部が前記主液室側プレートに接触する前に前記可動板又は前記主液室側プレートの何れか他方に接触するリーク維持突部とを備えたことを特徴とする液体封入式防振装置。
IPC (1件):
F16F 13/10
FI (1件):
F16F13/00 620D
Fターム (5件):
3J047AA03 ,  3J047CA04 ,  3J047CB04 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02

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