特許
J-GLOBAL ID:201403003375816762

自動車の車体前部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012051106
公開番号(公開出願番号):WO2012-102173
出願日: 2012年01月19日
公開日(公表日): 2012年08月02日
要約:
自動車の車体前部構造において、バンパーフェース(13)のエアインテーク(13a)から露出する衝撃吸収部材(20)は、膝部緩衝部材(31)、前部連結部材(32)、巻き込み防止部材(33)および後部連結部材(34)がグリル状に組み合わされているため、その衝撃吸収部材(20)がエアインテーク(13a)を通して外部から目視されても美観を低下させることがない。これにより、衝撃吸収部材(20)を隠すためにエアインテーク(13a)を小さくする必要がなくなり、衝撃吸収部材(20)がグリル状であって冷却風が自由に通過可能であることと相まって、充分な量の冷却風を取り込むことができる。しかも障害物との前面衝突によって衝撃吸収部材(20)が変形しても、それがエアインテーク(13a)に嵌合することで衝撃吸収部材(20)の自由な変形が阻害されることがない。
請求項(抜粋):
前輪(22)の前方に左右方向に配置されたバンパービーム(19)と、前記バンパービーム(19)の下方に配置された車体部材(17)と、前記バンパービーム(19)および前記車体部材(17)を接続する衝撃吸収部材(20)と、前記衝撃吸収部材(20)の前下方に開口するエアインテーク(13a)が形成されたバンパーフェース(13)とを備える自動車の車体前部構造において、 前記衝撃吸収部材(20)は、前記バンパービーム(19)に接続されて前下方に延びる膝部緩衝部材(31)と、相互に左右方向に離間して前記膝部緩衝部材(31)から後下方に延びる複数の板材よりなる前部連結部材(32)と、左右方向に延びて前記複数の前部連結部材(32)の後端部間を接続する巻き込み防止部材(33)と、相互に左右方向に離間して前記巻き込み防止部材(33)から後下方に延び、その後端部が前記車体部材(17)に接続される複数の板材よりなる後部連結部材(34)とを備え、 前記前部連結部材(32)および前記後部連結部材(34)は前記巻き込み防止部材(33)の位置で下向きに凸に屈曲する屈曲部を構成しており、車両の前面衝突時に前記折曲部が折り曲げられることで前記巻き込み防止部材(33)が下向きに張り出すことを特徴とする自動車の車体前部構造。
IPC (6件):
B60R 19/54 ,  B60R 19/16 ,  B60R 19/24 ,  B60R 19/48 ,  B62D 25/08 ,  B62D 25/20
FI (6件):
B60R19/54 ,  B60R19/16 ,  B60R19/24 N ,  B60R19/48 M ,  B62D25/08 D ,  B62D25/20 N
Fターム (10件):
3D203AA02 ,  3D203BB03 ,  3D203BB16 ,  3D203BB17 ,  3D203CA23 ,  3D203CA30 ,  3D203CA43 ,  3D203CB03 ,  3D203CB09 ,  3D203DA22

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