特許
J-GLOBAL ID:201403003908301379

斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-205928
公開番号(公開出願番号):特開2014-058952
出願日: 2012年09月19日
公開日(公表日): 2014年04月03日
要約:
【課題】ピストンにおけるシリンダボア内での摺動抵抗を低減すること。【解決手段】シリンダブロック11に、隣り合うシリンダボア11a間を連通する連通通路51を形成した。連通通路51は、シリンダブロック11における斜板の反回転方向において、ピストン30が上死点位置P1に到達したときのピストン30における圧縮室側端面30eと、シリンダブロック11におけるクランク室側端面111との中間位置P4から、シリンダブロック11におけるクランク室側端面111までの間の領域に開口される第1開口部51aを有している。また、連通通路51は、シリンダブロック11における斜板の回転方向において、シリンダブロック11における圧縮室側端面112と、シリンダブロック11におけるクランク室側端面111との間の領域に開口される第2開口部51bを有している。【選択図】図3
請求項(抜粋):
シリンダブロック内に回転軸が回転可能に支持されるとともに、前記回転軸から駆動力を得て回転する斜板がクランク室に収容され、前記シリンダブロックにおける前記回転軸周りに複数のシリンダボアが形成されるとともに、各シリンダボア内には、前記斜板に係留されるとともに上死点位置と下死点位置との間で往復動可能なピストンがそれぞれ収容され、前記ピストンによって前記シリンダボア内に圧縮室が区画されるとともに、前記圧縮室には吸入室及び吐出室が連通しており、前記ピストンにおける上死点位置から下死点側への移動により前記吸入室から前記圧縮室に冷媒ガスが吸入されるとともに、前記ピストンにおける下死点位置から上死点側への移動により前記圧縮室内の冷媒ガスが圧縮されて前記吐出室に吐出される斜板式圧縮機であって、 前記シリンダブロックにおける前記斜板の反回転方向において、前記ピストンが上死点位置に到達したときの前記ピストンにおける前記圧縮室側端面と、前記シリンダブロックにおける前記クランク室側端面との中間位置から、前記シリンダブロックにおける前記クランク室側端面までの間の領域に開口される第1開口部と、前記シリンダブロックにおける前記斜板の回転方向において、前記シリンダブロックにおける前記圧縮室側端面と、前記シリンダブロックにおける前記クランク室側端面との間の領域に開口される第2開口部とを有して、隣り合うシリンダボア間を連通する連通通路が少なくとも一つ形成されていることを特徴とする斜板式圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/00
FI (2件):
F04B27/08 J ,  F04B39/00 107E
Fターム (12件):
3H003AA03 ,  3H003AC03 ,  3H003CB01 ,  3H003CD03 ,  3H003CD05 ,  3H003CE04 ,  3H003CE05 ,  3H076AA06 ,  3H076BB21 ,  3H076CC12 ,  3H076CC20 ,  3H076CC28

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