特許
J-GLOBAL ID:201403003962968150
プライバシ保護型データ提供システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
井上 学
, 戸田 裕二
, 岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-107582
公開番号(公開出願番号):特開2014-229039
出願日: 2013年05月22日
公開日(公表日): 2014年12月08日
要約:
【課題】個人情報を含むデータを収集して配信するシステムにおいて、データ提供者のプライバシを保護しつつ、データ利用者にとって活用しやすいように加工したデータを提供する。【解決手段】個人情報を含むデータを収集してユーザ端末に配信する情報提供装置において、個人情報の所有者である個人が利用を許諾したデータに対して、複数のパラメータを用いて個人が特定されないようにデータを変換する匿名化処理を行うことで、個人のプライバシを保護した複数の匿名化データを生成する。それぞれの匿名化データは異なるパラメータで匿名化されているので、各匿名化データの情報量は異なる。そして、ユーザ端末からの要求を受けると、ユーザ端末を利用する利用者の信頼度に基づき、その利用者に提供可能な匿名化データを生成した複数の匿名化データのなかから特定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の第1のユーザ端末と複数の第2のユーザ端末とに接続された情報提供装置であって、前記複数の第1のユーザ端末から収集した個人情報を含むデータに対して、個人が特定されないようにデータを変換する処理であり、パラメータを指定して実行する匿名化処理を適用し、当該匿名化処理の適用により生成された匿名化データを前記第2のユーザ端末からの要求に応じて当該第2のユーザ端末に配信する前記情報提供装置において、
前記個人情報を含むデータと、
前記個人情報の所有者である個人のデータ毎に、提供を許可する前記匿名化データの前記パラメータを規定した第1の情報と、
前記匿名化処理を適用する対象となる前記個人情報を規定した第2の情報と、
前記第2のユーザ端末を介して前記匿名化データの提供を受ける利用者毎の信頼度のレベルを規定した第3の情報と、
前記信頼度のレベルに応じて、当該信頼度を有する前記利用者が提供を受けることが可能な前記匿名化データの前記パラメータを規定した第4の情報
とを記憶する記憶部と、
前記第1の情報に基づき、複数の所定の前記パラメータの各々について、前記データのなかから提供を許可されているデータを抽出し、前記第2の情報に基づき、抽出した前記データの個人情報のうち、前記匿名化処理の対象となる個人情報を特定し、特定した前記個人情報に対して前記複数の所定のパラメータの各々で匿名化処理を実行することにより、情報量の異なる複数の前記匿名化データを生成し、
前記第2のユーザ端末からの要求に応じて、前記第3の情報に基づき、当該第2のユーザ端末の利用者の信頼度のレベルを特定し、特定した前記信頼度のレベル及び前記第4の情報とに基づいて、前記複数の匿名化データのなかから前記第2のユーザ端末に配信可能な匿名化データを特定する処理部
とを備える情報提供装置。
IPC (1件):
FI (1件):
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