特許
J-GLOBAL ID:201403004137476852

最適画像サイズによる画像領域分割装置、方法、およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大菅 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-146842
公開番号(公開出願番号):特開2014-010621
出願日: 2012年06月29日
公開日(公表日): 2014年01月20日
要約:
【課題】画像内で指定された画像範囲内の主要オブジェクトとそれ以外の背景を領域分割する技術に関し、画像のリサイズ後でも計算精度を下げることなく最適画像サイズによる領域分割計算を実行可能とする。【解決手段】トリミング処理手段201は、入力された画像内で、例えばユーザにより矩形枠として指定された画像範囲を、その画像範囲の周囲に余白を残してトリミング処理する。画像サイズ調整手段202は、トリミング処理された画像のサイズが所定の画像サイズと比較して大きい場合には、トリミング処理された画像のサイズを所定の画像サイズに縮小処理して分割対象画像として出力する。また、画像サイズ調整手段202は、トリミング処理された画像のサイズが所定の画像サイズと比較して小さい場合には、トリミング処理された画像を分割対象画像として出力する。領域分割手段203は、分割対象画像に対して、例えばGraph Cuts法により領域分割処理を実行し、花などの主要オブジェクトと背景を領域分割する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
画像内で指定された画像範囲内の主要オブジェクトと該主要オブジェクト以外の背景を領域分割する装置であって、 前記画像内で、前記指定された画像範囲を、該画像範囲の周囲に余白を残してトリミング処理するトリミング処理手段と、 前記トリミング処理された画像のサイズが所定の画像サイズと比較して大きい場合に前記トリミング処理された画像のサイズを前記所定の画像サイズに縮小処理して分割対象画像として出力し、前記トリミング処理された画像のサイズが前記所定の画像サイズと比較して小さい場合に前記トリミング処理された画像を前記分割対象画像として出力する画像サイズ調整手段と、 前記分割対象画像内の各画素に付与する前記主要オブジェクトまたは前記背景を示す領域ラベル値を更新しながら、該領域ラベル値と前記各画素の画素値とに基づいて、前記主要オブジェクトらしさまたは前記背景らしさと隣接画素間の前記画素値の変化を評価するエネルギー関数の最小化処理により、前記分割対象画像内で前記主要オブジェクトと前記背景を領域分割する領域分割手段と、 を備えることを特徴とする最適画像サイズによる画像領域分割装置。
IPC (2件):
G06T 7/00 ,  H04N 1/387
FI (2件):
G06T7/00 200Z ,  H04N1/387
Fターム (9件):
5C076AA02 ,  5C076AA22 ,  5C076AA37 ,  5L096AA06 ,  5L096BA08 ,  5L096BA18 ,  5L096FA02 ,  5L096JA11 ,  5L096JA24
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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