特許
J-GLOBAL ID:201403004306240618

スタータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-104739
公開番号(公開出願番号):特開2014-224515
出願日: 2013年05月17日
公開日(公表日): 2014年12月04日
要約:
【課題】シフトレバーによってピニオンを押し出すスタータにおいて、リングギヤ当接前のピニオン移動速度を小さくし、且つピニオンがリングギヤに噛み合う際の噛み合い深さを十分に確保可能とする。【解決手段】スタータ1は、シフトレバー7を第1の支点O1回りに揺動可能に支持する第1支持部45と、第1の支点O1よりも力点Aに近い側に位置する第2の支点O2回りにシフトレバー7を揺動可能に支持する第2支持部46とを備える。第2支持部46は、力点Aの移動に伴って、てこ比を大きくする方向へ第2の支点O2の位置を移動させる。ピニオン6がリングギヤRに当接するまでの間は、第1の支点O1回りに揺動させてピニオン移動速度を遅くして当接音を小さくできる。また、ピニオン6をリングギヤRに噛み合わせる際には、第2の支点O2回りに揺動させ、且つ押し出しに伴っててこ比を大きくすることで、ピニオン移動量を大きく確保することができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
モータ(2)の回転力が伝達されるピニオン(6)と、 通電時に電磁石が形成され、この電磁石の吸引力によりプランジャ(35)を吸引するソレノイド(31)と、 一端部が力点(A)として前記プランジャ(35)に直接または間接的に連結され、前記力点(A)の移動に伴って所定の支点回りに揺動し、他端部が作用点(B)として、前記ピニオン(6)をエンジンのリングギヤ(R)に向かってに押し出すシフトレバー(7)と、 前記シフトレバー(7)を第1の支点(O1)回りに揺動可能に支持する第1支持部(45)と、 前記第1の支点(O1)よりも前記シフトレバー(7)の一端部に近い側に位置する第2の支点(O2)回りに前記シフトレバー(7)を揺動可能に支持する第2支持部(46)とを備えるスタータであって、 前記第2支持部(46)は、前記力点(A)の移動に伴って、てこ比を大きくする方向へ前記第2の支点(O2)の位置を移動させるカム手段を有し、 前記シフトレバー(7)は、前記ピニオン(6)が前記リングギヤ(R)に当接するまでの間は前記第1の支点(O1)回りに揺動し、その後、前記第2の支点(O2)回りに揺動して前記ピニオン(6)を前記リングギヤ(R)に噛み合わせることを特徴とするスタータ。
IPC (3件):
F02N 15/06 ,  F02N 15/00 ,  H02K 7/10
FI (4件):
F02N15/06 F ,  F02N15/00 E ,  F02N15/06 E ,  H02K7/10 E
Fターム (5件):
5H607BB04 ,  5H607BB14 ,  5H607CC03 ,  5H607EE31 ,  5H607FF02

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