特許
J-GLOBAL ID:201403004838085874
連続式溶融亜鉛めっき設備
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
井上 茂
, 森 和弘
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-525042
特許番号:特許第5365760号
出願日: 2013年02月27日
要約:
【要約】焼鈍炉内における鋼板の表面酸化を確実に防止し、もってめっき性に優れる亜鉛めっき鋼板を安定して製造することができる連続式溶融亜鉛めっき設備を提供する。オールラジアントチューブ加熱方式の焼鈍炉を有する連続式溶融亜鉛めっき設備であって、前記焼鈍炉の炉内の雰囲気ガスを回収して水分を除去した後、再び炉内に戻す水分除去装置を有すると共に、少なくとも前記焼鈍炉の入口近傍の側壁および鋼板温度が最高となる位置の炉頂側または炉底側端部近傍の側壁の2点のそれぞれに、炉内の雰囲気ガスの露点を測定する露点計と炉内の雰囲気ガスを回収する排出口を配設し、かつ、前記2点の炉高方向反対側の側壁に、前記水分除去装置で水分を除去した雰囲気ガスを炉内に供給する供給口を配設することによって、焼鈍炉内全域の雰囲気ガスの露点を-45°C以下-80°C以上に安定して制御可能とした連続式溶融亜鉛めっき設備。
請求項(抜粋):
【請求項1】 オールラジアントチューブ加熱方式の焼鈍炉を有する連続式溶融亜鉛めっき設備であって、
前記焼鈍炉の炉内の雰囲気ガスを回収して水分を除去した後、再び炉内に戻す水分除去装置を有すると共に、
少なくとも前記焼鈍炉の入口近傍の側壁および鋼板温度が最高となる位置の炉頂側または炉底側端部近傍の側壁の2点のそれぞれに、炉内の雰囲気ガスの露点を測定する露点計と炉内の雰囲気ガスを回収する排出口を配設し、かつ、
前記2点の炉高方向反対側の側壁に、前記水分除去装置で水分を除去した雰囲気ガスを炉内に供給する供給口を配設することによって、
焼鈍炉内全域の雰囲気ガスの露点を安定して-45°C以下-80°C以上に制御可能としたことを特徴とする連続式溶融亜鉛めっき設備。
IPC (3件):
C21D 9/56 ( 200 6.01)
, C21D 1/76 ( 200 6.01)
, C23C 2/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
C21D 9/56 101 C
, C21D 1/76 R
, C23C 2/00
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