特許
J-GLOBAL ID:201403005150391110

液体噴射装置、および、液体噴射装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  須澤 修 ,  宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-140546
公開番号(公開出願番号):特開2014-004706
出願日: 2012年06月22日
公開日(公表日): 2014年01月16日
要約:
【課題】噴射安定性を確保しつつミストの発生を抑制することが可能な液体噴射装置、および、その制御方法を提供する。【解決手段】今回単位周期T(n)に対応する画素データSIが第2噴射駆動パルスP2(第1の駆動波形)又は第5噴射駆動パルスP5(第2の駆動波形)の使用を示すデータであった場合において、次回単位周期T(n+1)に対応する画素データの先頭ビットが「0」(第1の状態)であったとき、第2噴射駆動パルスP2の前段部P2aと、微振動駆動パルスP4の後段部P4bとが組み合わせられて第5噴射駆動パルスP5として圧電素子に印加される一方、次回単位周期に対応する画素データの先頭ビットが「1」(第2の状態)であったとき、第2噴射駆動パルスP2が選択されて圧電素子に印加される。【選択図】図7
請求項(抜粋):
圧力発生手段の駆動によって圧力室内の液体に圧力変動を生じさせ、当該圧力変動を利用してノズルから液体を噴射させる液体噴射ヘッドと、 前記圧力発生手段を駆動させる駆動波形を含む駆動信号を複数同時に繰り返し発生する駆動信号生成手段と、 前記各駆動信号に含まれる何れの駆動波形を用いて液体を噴射するか又は液体を噴射しないかを示す複数ビットで構成された噴射制御データに基づき、前記圧力発生手段に対する駆動波形の選択印加制御を行うヘッド制御手段と、 を備え、 前記各駆動信号のうちの一の駆動信号には、当該駆動信号の繰り返し周期の最後に発生される第1の駆動波形が少なくとも含まれ、 前記各駆動信号のうちの他の駆動信号の一つには、当該駆動信号の繰り返し周期の最後であって前記第1の駆動波形と略同一タイミングで発生される第2の駆動波形が少なくとも含まれ、 前記第1の駆動波形は、第1の電位から第2の電位まで一定の電位勾配で第1の極性側に電位が連続的に変化することで前記ノズルから液体を噴射させる第1の電位変化部を有し、 前記第2の駆動波形は、前記第1の電位変化部と、当該第1の電位変化部の終端電位である前記第2の電位を一定時間維持する維持部と、当該維持要素の終端電位である前記第2の電位から第3の電位まで第1の極性側に電位が変化する第2の電位変化部と、を有し、 前記噴射制御データの先頭ビットは、前記第1の駆動波形又は前記第2の駆動波形の使用を示す或いは液体の噴射を行わない非噴射を示す第1の状態、又は、前記第1の駆動波形又は前記第2の駆動波形以外の駆動波形の使用を示す第2の状態の何れかであり、 前記ヘッド制御手段は、今回繰り返し周期に対応する噴射制御データが前記第1の駆動波形又は前記第2の駆動波形の使用を示すデータであった場合において、次回繰り返し周期に対応する噴射制御データの先頭ビットが第1の状態であったとき、前記第2の駆動波形を選択して前記圧力発生手段に印加する一方、次回繰り返し周期に対応する噴射制御データの先頭ビットが第2の状態であったとき、前記第1の駆動波形を選択して前記圧力発生手段に印加することを特徴とする液体噴射装置。
IPC (2件):
B41J 2/055 ,  B41J 2/045
FI (1件):
B41J3/04 103A
Fターム (6件):
2C057AF28 ,  2C057AF30 ,  2C057AG12 ,  2C057AR08 ,  2C057BA04 ,  2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (1件)

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