特許
J-GLOBAL ID:201403005309274188

音信号処理装置、および音信号処理方法、並びにプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 宮田 正昭 ,  山田 英治 ,  澤田 俊夫 ,  佐々木 榮二 ,  特許業務法人大同特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-096747
公開番号(公開出願番号):特開2014-219467
出願日: 2013年05月02日
公開日(公表日): 2014年11月20日
要約:
【課題】複数の音が混在した音信号から目的音を抽出する装置、方法を提供する。【解決手段】観測信号解析部が、複数マイクの取得音である観測信号から目的音の音方向と音区間を推定し、音源抽出部が、目的音の音信号を抽出する。音源抽出部は、観測信号への抽出フィルタの適用結果を用いて抽出フィルタU'を反復的に更新する反復学習処理を実行する。音源抽出部は、反復学習処理に適用する関数として、抽出フィルタU'の値が前記目的音の抽出に最適な値であるときに極小値または極大値をとる目的関数G(U')を生成し、反復学習処理において、補助関数法を用いて目的関数G(U')の極小値または極大値近傍の抽出フィルタU'の値を算出し、算出した抽出フィルタを適用して目的音の音信号を抽出する。【選択図】図12
請求項(抜粋):
異なる位置に設置された複数のマイクから構成される音信号入力部が取得した複数チャンネルの音信号を観測信号として受け取り、抽出対象音である目的音の音方向と音区間を推定する観測信号解析部と、 前記観測信号解析部の推定した目的音の音方向と音区間を受け取って目的音の音信号を抽出する音源抽出部を有し、 前記観測信号解析部は、 受け取った前記複数チャンネルの音信号に対して短時間フーリエ変換を適用することにより時間周波数領域の観測信号を生成する短時間フーリエ変換部と、 前記短時間フーリエ変換部の生成した観測信号を受け取って前記目的音の音方向と音区間を検出する方向・区間推定部を有し、 前記音源抽出部は、 観測信号への抽出フィルタの適用結果を用いて抽出フィルタU'を反復的に更新する反復学習処理を実行し、 前記反復学習処理に適用する関数として、抽出フィルタU'の値が前記目的音の抽出に最適な値であるときに極小値または極大値をとる目的関数G(U')を用意し、 前記反復学習処理において、補助関数法を用いて前記目的関数G(U')の極小値または極大値近傍の抽出フィルタU'の値を算出し、算出した抽出フィルタを適用して目的音の音信号を抽出する音信号処理装置。
IPC (2件):
G10L 21/027 ,  G10L 21/028
FI (3件):
G10L21/02 202B ,  G10L21/02 201A ,  G10L21/02 202A

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