特許
J-GLOBAL ID:201403005329256976

化学除染方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-129515
公開番号(公開出願番号):特開2013-253858
出願日: 2012年06月07日
公開日(公表日): 2013年12月19日
要約:
【課題】マグネシウムイオンやカルシウムイオンの析出により原子力プラントの配管及び炉外機器の少なくとも1つの接水面に付着した放射性物質を除去できる化学除染方法を提供する。【解決手段】復水器で漏洩した海水が原子炉圧力容器内に流入した場合には、原子炉圧力容器に接続された再循環系配管の内面にMg(OH)2及びCaCO3が析出する。タンク10に接続された炭酸水供給配管16及び炭酸水戻り配管12を、沸騰水型原子力プラントの再循環系配管に接続する。タンク10内の純水に二酸化炭素ボンベ3からの二酸化炭素を通水し、タンク10内において化学除染液である炭酸水を生成する。炭酸水は、炭酸水供給配管16、再循環系配管及び炭酸水戻り配管12内を循環し、再循環系配管の内面に付着したMg(OH)2,CaCO3及び放射性物質を除去する。これらの物質は陽イオン交換樹脂塔18で除去される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
海水成分である水酸化マグネシウム及び炭酸カルシウムが付着した、原子力プラントの構造部材である配管及び炉外機器の少なくとも1つの接水面に、炭酸水を接触させ、前記炭酸水により、前記接水面に付着した水酸化マグネシウム及び炭酸カルシウムを、前記接水面に付着した放射性物質と共に除去することを特徴とする化学除染方法。
IPC (1件):
G21F 9/28
FI (1件):
G21F9/28 525A
引用特許:
出願人引用 (3件)
引用文献:
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