特許
J-GLOBAL ID:201403005889996185

電着塗装装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-278874
公開番号(公開出願番号):特開2014-122383
出願日: 2012年12月21日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
【課題】ワーク全体に効率良く電着塗装を行うことが可能な電着塗装装置を提供する。【解決手段】本発明の電着塗装装置10では、ワークWが上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークWを保持している搬送リフト20が上流側のゾーンのレール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれワークWに側方から対向している液中電極50を共に上流側のゾーンの直流電源に接続する一方、ワークWが上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークWを保持している搬送リフト20が下流側のゾーンのレール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれワークWに側方から対向している液中電極50を共に下流側のゾーンの直流電源に接続する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電着塗料液を貯留すると共に、その電着塗料液にワークが浸された状態で搬送されるワーク搬送領域を内部に備えた電着槽と、 前記電着槽外に配置されて、ワーク搬送方向に延び、直流電源の一方の電極に接続される電極レールと、 前記電着槽内のうち前記ワーク搬送領域の側方に配置されて、前記ワーク搬送方向に間隔をあけて並べられ、前記直流電源の他方の電極に接続される複数の液中電極と、 前記ワークを保持した状態で前記電極レールに摺接しながら移動して、前記ワーク搬送領域に沿って前記ワークを搬送する搬送リフトとを備え、前記ワークと、前記ワークに側方から対向した前記液中電極との間で通電して前記ワークに電着塗装を行う電着塗装装置であって、 前記電着槽内を前記ワーク搬送方向で複数のゾーンに区分し、前記ワークと前記液中電極との間に印加する電圧を隣り合った前記ゾーン同士の間で異ならせるために、前記電極レールを各前記ゾーンに対応させて複数のレール分割体に分割すると共に、出力電圧が異なる複数の前記直流電源を備え、各前記ゾーンの前記レール分割体にそのゾーンの前記直流電源の一方の電極を接続する一方、各前記ゾーンの前記液中電極にそのゾーンの前記直流電源の他方の電極を接続可能とした電着塗装装置において、 隣り合った1対の前記ゾーンのうちの前記ワーク搬送方向の上流側のゾーンの前記液中電極と、下流側のゾーンの前記液中電極とを、それら上流側及び下流側のゾーンの何れかの前記直流電源に択一的に接続可能とする選択スイッチを設け、 前記ワークが前記上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークを保持している前記搬送リフトが前記上流側のゾーンの前記レール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれ前記ワークに側方から対向している前記液中電極を共に前記上流側のゾーンの前記直流電源に接続しかつ、前記ワークが前記上流側と下流側のゾーンに跨る位置に配置されかつ、そのワークを保持している前記搬送リフトが前記下流側のゾーンの前記レール分割体に接触している場合には、それら上流側及び下流側のゾーンにおいてそれぞれ前記ワークに側方から対向している前記液中電極を共に前記下流側のゾーンの前記直流電源に接続するように前記選択スイッチを制御するスイッチ切替制御部を備えたことを特徴とする電着塗装装置。
IPC (1件):
C25D 13/22
FI (1件):
C25D13/22 304A
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-022497
  • 電気泳動浸漬塗装装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2006-508248   出願人:アイゼンマンマシーネンバウゲゼルシャフトミットベシュレンクテルハフツングウントコンパニーコマンディトゲゼルシャフト

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