特許
J-GLOBAL ID:201403006144330920

患者を昇降/揚重するためのシステム、及び当該システムのための緊急停止(ロックアウト)システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村山 靖彦 ,  志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-523153
公開番号(公開出願番号):特表2014-521449
出願日: 2012年07月09日
公開日(公表日): 2014年08月28日
要約:
本発明は、例えば運動機能障害を有する患者を揚重及び輸送するための天井吊式昇降機のような、患者用昇降機のためのスイッチ構成に関し、スイッチ部材が患者の近傍の床に立っている操作者の手に届くように昇降機から下降するスイッチ部材を含んでいる。第1のタイプの動作でスイッチ部材を移動させることによって昇降機は動作不能状態になるように、操作者はスイッチを操作する。その後に、スイッチ部材が第1のタイプの動作とは異なる第2のタイプの動作で、例えばスイッチ部材を軸線を中心として回転させることによって移動された場合に限り、スイッチ部材によって昇降部材を再び動作可能状態とすることができる。昇降機が一旦動作不能になると、相違する動作不能操作及び動作可能操作を利用することによって、偶発的な再動作の防止が補助される。このことは、緊急に動作不能とする必要がある場合には特に有用である。
請求項(抜粋):
a.揚重部材と、 b.前記揚重部材に接続されている昇降機組立体であって、 (1)前記昇降機組立体に近接している上昇位置と前記昇降機組立体から離隔している下降位置との間において前記昇降機組立体が前記揚重部材を移動させることができる、動作可能状態と、 (2)前記上昇位置と前記下降位置との間において前記昇降機組立体が前記揚重部材を移動させることができない、動作不能状態と、 を有している前記昇降機組立体と、 c.前記昇降機組立体からスイッチ部材操作端部に降下する桿体状のスイッチ部材であって、前記スイッチ部材操作端部が、前記上昇位置の下方から前記下降位置の上方の間に位置している、前記スイッチ部材と、 を含んでいる患者用昇降機において、 A.前記スイッチ部材が、第1の方向において付勢されることによって、前記昇降機組立体が、前記動作可能状態及び前記動作不能状態のうち一方の状態になり、 前記第1の方向が、 I.桿体状の前記スイッチ部材の長さに沿った軸線方向に方向づけられているか、又は、 II.桿体状の前記スイッチ部材の長さを中心とした回転方向に方向づけられており、 B.前記スイッチ部材が、前記第1の方向と相違する第2の方向において付勢されることによって、前記昇降機組立体が、前記動作可能状態及び前記動作不能状態のうち他方の状態になることを特徴とする患者用昇降機。
IPC (1件):
A61G 7/10
FI (1件):
A61G7/10
Fターム (2件):
4C040HH01 ,  4C040JJ02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 介護リフト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-351741   出願人:株式会社ミクニ
審査官引用 (1件)
  • 介護リフト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-351741   出願人:株式会社ミクニ

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