特許
J-GLOBAL ID:201403006543133594

針の外周面に付着した液滴を毛細管内に回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 内藤 浩樹 ,  藤井 兼太郎 ,  寺内 伊久郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-525465
特許番号:特許第5348358号
出願日: 2012年08月02日
要約:
【要約】 本発明は、針の外表面に付着した液滴を毛細管内に回収する方法を提供する。本発明の方法は、(a)毛細管、柔軟性薄膜、撥液膜、および孔100を具備する基板を準備する工程、(b)針が撥液膜および柔軟性薄膜をこの順で貫通するようにZ方向に沿って針を移動させ、液滴を針の外周面から撥液膜の表面に移す工程、(c)Z方向に沿ってさらに針を移動させて、撥液膜の表面に配置された液滴を毛細管の入り口に到達させ、毛細管現象によって液滴を毛細管の内部に吸い込ませる工程とを、備える。
請求項(抜粋):
【請求項1】 針の外表面に付着している液滴を毛細管の内部に回収する方法であって、以下の工程を具備する: (a)以下を具備する基板を用意する工程 毛細管、 柔軟性薄膜、 撥液膜、および 孔、ここで 前記基板は、表面または内部に前記毛細管を具備し、 前記毛細管の長手方向は、前記基板の表面に平行であり、 前記撥液膜は、前記柔軟性薄膜上に形成されており、 Z方向に沿って前記基板を切断することによって現れる断面視において、前記撥液膜および前記柔軟性薄膜は、それぞれ、幅WAおよび幅WBを有し、 Z方向は、前記基板の法線方向を表し、 幅WAおよび幅WBは、以下の関係(I)を充足し、 WA≦WB (I) 前記孔はZ方向に形成されており、 前記孔の上端は、前記柔軟性薄膜および前記撥液膜によって被覆されており、 (b)針が前記撥液膜および前記柔軟性薄膜をこの順で貫通するようにZ方向に沿って針を移動させ、液滴を前記針の外周面から前記撥液膜の表面に移す工程、ここで、 前記撥液膜の表面に配置された前記液滴は、断面視において幅WLを有し、および (c)Z方向に沿ってさらに針を移動させて幅WLを大きくすることによって、前記工程(b)において前記撥液膜の表面に配置された前記液滴を前記毛細管の入り口に到達させ、毛細管現象によって前記液滴を前記毛細管の内部に吸い込ませる工程。
IPC (4件):
G01N 1/00 ( 200 6.01) ,  G01N 1/12 ( 200 6.01) ,  G01N 21/03 ( 200 6.01) ,  G01N 27/28 ( 200 6.01)
FI (4件):
G01N 1/00 101 G ,  G01N 1/12 B ,  G01N 21/03 Z ,  G01N 27/28 M
引用特許:
出願人引用 (6件)
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