特許
J-GLOBAL ID:201403006668031440

ラックアンドピニオン式ステアリングギヤユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-239604
公開番号(公開出願番号):特開2014-031172
出願日: 2013年11月20日
公開日(公表日): 2014年02月20日
要約:
【課題】押圧ブロック21aの外周面とシリンダ部20の内周面とが勢い良く衝突する事を防止できて、耐久性を良好にできる構造を実現する。【解決手段】蓋体22aの内端面に、この蓋体22aと同心で円筒面状の外周面を有し、外端寄り部分よりも外径が小さい小径部27を形成する。この小径部27を、前記押圧ブロック21aの外端面に形成され、この押圧ブロック21aと同心で円筒面状の内周面を有する凹部24aに、この押圧ブロック21aが前記蓋体22aに対して軸方向の変位可能に内嵌する。前記蓋体22aの小径部27の外径r27と、前記凹部24aの内径R24aとの差は、前記押圧ブロック21aの外径r21aと、前記シリンダ部20の内径R20との差よりも小さくする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
両端が開口した筒状の主収納部、及び、この主収納部に対し捩れの位置関係で設けられて一端が開口した筒状の副収納部、及び、この主収納部の内外を連通させる状態でこの主収納部に対し直交する方向に設けられたシリンダ部を有するケーシングと、前面にラック歯を設け、このケーシングの主収納部内に軸方向の変位を可能に設置されたラック軸と、軸方向の先半部に形成したピニオン歯を前記ラック歯と噛合させると共に軸方向の基半部を前記ケーシングの副収納部の開口部から外に突出させた状態でこの副収納部内に、回転可能に配置されたピニオン軸と、前記シリンダ部内に、前記ラック軸に対する遠近動を可能に嵌装された押圧ブロックと、このシリンダ部の外端開口部に固設された蓋体と、これら押圧ブロックと蓋体との間に設けられ、この押圧ブロックを前記ラック軸の背面に向けて押圧する弾性部材とを備えたラックアンドピニオン式ステアリングギヤユニットに於いて、前記押圧ブロック及び前記蓋体の外周面にそれぞれ全周に亙って形成した係止溝にそれぞれ係止した弾性リングの外周縁を、それぞれ前記シリンダ部の内周面に当接させると共に、前記押圧ブロックと前記蓋体との間に、この押圧ブロックの軸方向外端面に形成された凹部と、この蓋体の軸方向内端部に形成された、軸方向外端寄り部分よりも外径が小さい小径部である凸部とから成り、この凸部と前記凹部とを軸方向の変位を可能に嵌合させた嵌合部を設け、この凸部の外径と、この凸部を内嵌した前記凹部の内径との差を、前記押圧ブロックの外径と、この押圧ブロックが嵌装された前記シリンダ部の内径との差よりも小さくした事を特徴とするラックアンドピニオン式ステアリングギヤユニット。
IPC (1件):
B62D 3/12
FI (1件):
B62D3/12 501F
引用特許:
審査官引用 (3件)

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