特許
J-GLOBAL ID:201403007902046194

排水から放射性セシウムを除去分離して安定に貯蔵する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-278754
公開番号(公開出願番号):特開2014-077774
出願日: 2012年12月20日
公開日(公表日): 2014年05月01日
要約:
【課題】放射性セシウムを含有する排水から放射性セシウムを除去して分離し、排水がシアン化物を含有する可能性をなくして放流可能にする方法を提供する。【解決手段】放射性セシウムを含有する排水に、フェロシアン化鉄を接触させ、フェロシアン化鉄に放射性セシウムを吸着させる。放射性セシウムを吸着したフェロシアン化鉄の水分散液にアルカリを加えてpH10以上とし、フェロシアン化鉄を分解させ、吸着した放射性セシウムを放出させる。放射性セシウムのイオンを含有する水溶液にゼオライトを接触させ、放射性セシウムをゼオライトに吸着させる。このゼオライトを、分離し、フェロシアンイオン、硫酸イオンとともに水酸化第二鉄のコロイドを含有する液から分離し、貯蔵処理に回す。【選択図】図3
請求項(抜粋):
放射性セシウムを含有する排水から放射性セシウムを除去し、安定に貯蔵する方法であって、下記の諸工程からなる方法: A)放射性セシウムを含有する排水にフェロシアン化鉄を接触させ、フェロシアン化鉄に放射性セシウムを吸着させる工程、 B)放射性セシウムを吸着したフェロシアン化鉄の沈殿を排水から分離し、排水は放射線量を測定して、基準値内であることを確認して放出する工程、 C)分離した、放射性セシウムを吸着したフェロシアン化鉄化合物を水に分散させ、分散液にアルカリを加えてpHを10以上に調整することによってフェロシアン化鉄化合物を分解させ、吸着した放射性セシウムを放出させる工程、 D)放出された放射性セシウムを含有する水溶液にゼオライトを接触させ、ゼオライトに放射性セシウムを吸着させる工程、および、 E)放射性セシウムを吸着したゼオライトを、フェロシアンイオン、ナトリウムイオンおよび硫酸イオンとともに水酸化第二鉄のコロイドを含有する液から分離し、貯蔵処理に回す工程。
IPC (6件):
G21F 9/12 ,  B01J 20/02 ,  B01J 20/18 ,  B01J 20/30 ,  G21F 9/10 ,  G21F 9/36
FI (8件):
G21F9/12 501J ,  B01J20/02 A ,  B01J20/18 B ,  B01J20/30 ,  G21F9/12 501B ,  G21F9/12 501F ,  G21F9/10 G ,  G21F9/36 541Z
Fターム (14件):
4G066AA41A ,  4G066AA41B ,  4G066AA47A ,  4G066AA51A ,  4G066AA51B ,  4G066AA61B ,  4G066AE01D ,  4G066AE02D ,  4G066CA12 ,  4G066CA45 ,  4G066DA08 ,  4G066FA03 ,  4G066FA05 ,  4G066FA36
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-058398
引用文献:
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