特許
J-GLOBAL ID:201403008108644288
懸架用ばね装置と、懸架用コイルばね
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (17件):
特許業務法人スズエ国際特許事務所
, 蔵田 昌俊
, 福原 淑弘
, 中村 誠
, 野河 信久
, 白根 俊郎
, 峰 隆司
, 幸長 保次郎
, 河野 直樹
, 砂川 克
, 井関 守三
, 赤穂 隆雄
, 井上 正
, 佐藤 立志
, 岡田 貴志
, 堀内 美保子
, 竹内 将訓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-278069
公開番号(公開出願番号):特開2014-122652
出願日: 2012年12月20日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
【課題】座巻部に生じた腐食による折損を抑制できる懸架用コイルばねを提供する。【解決手段】コイルばね12の座巻部12a,12b間に、素線40の表面から第1の深さまで圧縮残留応力を有する圧縮残留応力部50が形成されている。座巻部12aは、第1の部分12a1と、第2の部分12a2と、第3の部分12a3とを含んでいる。第1の部分12a1は、コイルばね12に加わる荷重にかかわらず常にばね座に接している。第2の部分12a2は、コイルばね12に加わる荷重が大きい時にばね座に接し、荷重が小さい時にばね座から離れる。第3の部分12a3は荷重の大小にかかわらず常にばね座から離れている。この座巻部12aには、第2の部分12a2を含む領域に、超音波ショットピーニングによる深層残留応力部51が形成されている。深層残留応力部51は、素線40の表面から前記第1の深さよりも深い第2の深さまで、圧縮残留応力を有している。【選択図】図4
請求項(抜粋):
下側のばね座と、
上側のばね座と、
螺旋形に成形された素線を有しかつ前記下側のばね座と前記上側のばね座との間に圧縮された状態で配置されたコイルばねと、
を備えた懸架用ばね装置であって、
前記コイルばねは、
前記素線の下端から1巻目未満の下側の座巻部と、前記素線の上端から1巻目未満の上側の座巻部とを有し、
少なくとも前記下側の座巻部は、該コイルばねに加わる荷重の大小にかかわらず常に前記下側のばね座に接する第1の部分と、該コイルばねに加わる荷重に応じて前記下側のばね座に接したり離れたりする第2の部分と、荷重の大小にかかわらず常にばね座から離れている第3の部分とを有し、
前記下側の座巻部と前記上側の座巻部との間に、前記素線の表面から第1の深さまで圧縮残留応力が付与された圧縮残留応力部を有し、
前記下側の座巻部の前記第2の部分を含む領域に、前記素線の表面から前記第1の深さよりも深い第2の深さまで圧縮残留応力が付与された深層残留応力部を有したことを特徴とする懸架用ばね装置。
IPC (6件):
F16F 1/06
, F16F 1/12
, B60G 15/06
, B60G 11/16
, B24C 1/10
, C21D 7/06
FI (7件):
F16F1/06 A
, F16F1/06 N
, F16F1/12 N
, B60G15/06
, B60G11/16
, B24C1/10 B
, C21D7/06 A
Fターム (24件):
3D301AA60
, 3D301AA68
, 3D301AA72
, 3D301AA86
, 3D301CA09
, 3D301DA09
, 3D301DA10
, 3D301DA33
, 3D301DA45
, 3D301DA57
, 3J059AB06
, 3J059AB12
, 3J059AD04
, 3J059BA06
, 3J059BA07
, 3J059BB01
, 3J059BC02
, 3J059BD01
, 3J059CA01
, 3J059CB02
, 3J059EA08
, 3J059EA09
, 3J059GA03
, 3J059GA04
引用特許:
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