特許
J-GLOBAL ID:201403009531507315

リチウム二次電池用正極活物質の製造方法並びにリチウム二次電池、リチウム二次電池用正極及びリチウム二次電池用正極活物質

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-242414
公開番号(公開出願番号):特開2014-093171
出願日: 2012年11月02日
公開日(公表日): 2014年05月19日
要約:
【課題】高容量及び高レート特性を達成することができるリチウム二次電池用正極活物質の製造方法、リチウム二次電池、リチウム二次電池用正極及びリチウム二次電池用正極活物質を提供する。【解決手段】(化学式1)の原料と、金属元素を含まず、かつ420°C以上で少なくとも一部分解する有機物とを混合する工程と、420°C〜600°Cの温度、かつ酸化雰囲気で仮焼成する工程と、金属元素を含まない炭素化合物を混合する工程と、仮焼成温度以上の温度、かつ還元雰囲気もしくは不活性雰囲気で本焼成する工程とを有し、作製された正極活物質はFe+3の割合(III)とFe+2の割合(II)のモル比(III/II)が0.01≦(III/II)≦0.3。LiMP1-xAxO4(化学式1)(MはFeを含み、かつMn、Co、Niのうち少なくとも1つを含み、AはB、Si、Ti、Vから選ばれる少なくとも一つを含み、0≦x≦0.25である。)【選択図】図1
請求項(抜粋):
下記(化学式1)で示されるリチウム二次電池用正極活物質の原料と、金属元素を含まない有機物とを混合する工程と、 前記正極活物質の原料及び前記有機物との混合物を、420°C〜600°Cの温度、かつ酸化雰囲気で仮焼成する工程と、 前記仮焼成する工程により得た仮焼成体に、金属元素を含まない炭素化合物を混合する工程と、 前記炭素化合物が混合された前記仮焼成体を、前記仮焼成温度以上の温度、かつ還元雰囲気もしくは不活性雰囲気で本焼成する工程と、を有し、 前記本焼成工程後に得られる下記(化学式1)で示されるリチウム二次電池用正極活物質中のFeにおいて、Fe3+の割合(III)とFe2+の割合(II)のモル比(III/II)が0.01≦(III/II)≦0.3であることを特徴とするリチウム二次電池用正極活物質の製造方法。 LiMP1-xAxO4 (化学式1) (Mは金属元素であって、Feを含み、かつMn、Co及びNiのうち少なくとも1つを含み、AはB、Si、Ti、Vから選ばれる少なくとも一つを含み、0≦x≦0.25である。)
IPC (2件):
H01M 4/58 ,  H01M 4/36
FI (3件):
H01M4/58 ,  H01M4/36 B ,  H01M4/36 E
Fターム (9件):
5H050CA01 ,  5H050EA21 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA27 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA10 ,  5H050HA14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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