特許
J-GLOBAL ID:201403010809255396

表面増強ラマン散乱ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  黒木 義樹 ,  石田 悟 ,  柴山 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-178768
公開番号(公開出願番号):特開2014-037972
出願日: 2012年08月10日
公開日(公表日): 2014年02月27日
要約:
【課題】表面増強ラマン散乱の特性を安定させることができる表面増強ラマン散乱ユニットを提供する。【解決手段】SERSユニットにおいては、成形層5が微細構造部8を有しており、その微細構造部8上に導電体層が形成され、表面増強ラマン散乱を生じさせる光学機能部10が構成されている。特に、SERSユニットにおいては、成形層5の厚さT5が、微細構造エリアA5の中央部分5bにおいて相対的に薄く、外縁部分5aにおいて相対的に厚く構成されている。このため、表面増強ラマン散乱に主に寄与する中央部分5bにおいては熱膨張による変形量が低減され、外縁部分5aにおいては基板4との熱膨張係数差による歪みが緩和される。よって、SERSユニットによれば、表面増強ラマン散乱の特性を安定させることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
主面を有する基板と、 前記基板の前記主面に沿って延在するように前記主面上に形成された支持部、及び、前記支持部上に形成された微細構造部を有する成形層と、 前記微細構造部上に形成され、表面増強ラマン散乱を生じさせる光学機能部を構成する導電体層と、を備え、 前記基板の前記主面に交差する方向についての前記成形層の厚さは、前記成形層における前記微細構造部が形成された微細構造エリアの外縁部分よりも前記微細構造エリアの中央部分において相対的に薄くなっている、 ことを特徴とする表面増強ラマン散乱ユニット。
IPC (1件):
G01N 21/65
FI (1件):
G01N21/65
Fターム (6件):
2G043CA03 ,  2G043CA06 ,  2G043EA03 ,  2G043FA02 ,  2G043GA07 ,  2G043GB05

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