特許
J-GLOBAL ID:201403011087128986
誘導性負荷制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-245569
公開番号(公開出願番号):特開2014-096409
出願日: 2012年11月07日
公開日(公表日): 2014年05月22日
要約:
【課題】誘導性負荷の電流制御精度を確保しつつ、制御のための処理負荷を低減する。【解決手段】リニアソレノイドの通電経路上のスイッチング手段を駆動するPWM信号のデューティ比を制御する装置では、ソレノイド電流に応じた電圧信号をA/D変換するA/D変換器を、PWM信号のオン切り替わり時(t2,t6)より所定時間Tb前のタイミング(t1,t5)毎に起動して、オン切り替わり時までの間にA/D変換器を動作させ、その回のA/D変換値を電流極小時のA/D変換値としてメモリに記憶する。またA/D変換器を、PWM信号のオフ切り替わり時(t4)より所定時間Tb前のタイミング(t3)毎に起動して、オフ切り替わり時までの間にA/D変換器を動作させ、その回のA/D変換値を電流極大時のA/D変換値としてメモリに記憶する。そして、メモリ内のA/D変換値に基づきソレノイド電流が目標値となるようにデューティ比を制御する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
誘導性負荷(3)に電流を流すための通電経路において前記誘導性負荷に対し直列に接続され、前記誘導性負荷に流れる電流を制御するためにPWM信号で駆動されるスイッチング手段(21)と、
前記誘導性負荷に流れる電流に応じた電圧信号を出力する電流検出手段(27,29)と、
前記電流検出手段からの前記電圧信号をA/D変換するA/D変換手段(13)と、
前記A/D変換手段を起動して、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値をメモリ(11)に記憶する電流値取得手段(5,S220,S260,S320,S360)と、
前記メモリに記憶されたA/D変換値に基づいて、前記スイッチング手段を駆動するための前記PWM信号のデューティ比を制御する制御手段(5,S410,S420,S230)と、を備え、
前記電流値取得手段は、
前記誘導性負荷に流れる電流が前記PWM信号の1周期中において極小値になるときに前記A/D変換手段が動作するように、該A/D変換手段を起動して、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値を、電流極小時のA/D変換値として前記メモリに記憶する第1手段(5,S220,S260)と、
前記誘導性負荷に流れる電流が前記PWM信号の1周期中において極大値になるときに前記A/D変換手段が動作するように、該A/D変換手段を起動して、該A/D変換手段による前記電圧信号のA/D変換値を、電流極大時のA/D変換値として前記メモリに記憶する第2手段(5,S320,S360)と、からなり、
前記制御手段は、前記メモリに記憶された前記電流極小時のA/D変換値と前記電流極大時のA/D変換値とに基づいて前記誘導性負荷に流れる電流を検出し、その検出電流値が目標値となるように前記PWM信号のデューティ比を制御すること、
を特徴とする誘導性負荷制御装置。
IPC (2件):
FI (3件):
H01F7/18 S
, F16K31/06 320A
, F16K31/06 385C
Fターム (6件):
3H106EE07
, 3H106FA04
, 3H106FB04
, 3H106FB45
, 3H106KK03
, 3H106KK17
引用特許:
出願人引用 (4件)
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アクチュエータ制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-230897
出願人:日本電気株式会社
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ソレノイド駆動装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-388463
出願人:サンケン電気株式会社
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パルス幅変調ソレノイドの制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-068761
出願人:本田技研工業株式会社
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電子制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-117679
出願人:三菱電機株式会社
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審査官引用 (4件)