特許
J-GLOBAL ID:201403011434086873

フィルムの製造方法、およびフィルムの製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012051609
公開番号(公開出願番号):WO2012-114820
出願日: 2012年01月26日
公開日(公表日): 2012年08月30日
要約:
フィルムの光学特性を向上させ得る溶液流延製膜法を用いたフィルムの製造方法及び製造装置を提供することを図る。この目的を達成するために、支持体の表面に熱可塑性樹脂溶液を流延して流延膜を形成し、該流延膜を該支持体の表面上で固化させた後に該支持体の表面から剥離させてウェブを形成し、該ウェブを乾燥させた後に延伸させ、延伸されたウェブを更に乾燥させる。ここで、前者のウェブを乾燥させる工程において、ウェブにおける溶媒の含有率が5重量%以上の状態で、駆動ロールによってウェブの少なくとも短手方向の中央部を除き且つ両端部の近傍を含む部分を吸引および/または挟持しつつウェブを長手方向に搬送する。そして、駆動ロールがウェブの中央部と接触する鏡面状態の表面を有する。
請求項(抜粋):
(a)金属または合金を用いて構成されている支持体の表面に対して、溶液流延製膜法におけるフィルムの原料である熱可塑性樹脂溶液を流延することで流延膜を形成する工程と、 (b)前記工程(a)において形成された前記流延膜を前記表面上で固化させる工程と、 (c)前記工程(b)において固化させた前記流延膜を前記表面から剥離し、ウェブを形成する工程と、 (d)前記工程(c)において形成された前記ウェブを乾燥させる工程と、 (e)前記工程(d)において乾燥された前記ウェブを延伸させる工程と、 (f)前記工程(e)において延伸された前記ウェブを乾燥させる工程と、 を備え、 前記工程(d)において、前記ウェブにおける溶媒の含有率が5重量%以上の状態で、駆動ロールによって、前記ウェブのうちの少なくとも短手方向の中央部を除き且つ両端部の近傍を含む部分を吸引および/または挟持しつつ、前記ウェブを前記短手方向と直交する前記ウェブの長手方向に搬送し、 前記駆動ロールが、前記中央部と接触する鏡面状態の表面を有するフィルムの製造方法。
IPC (1件):
B29C 41/28
FI (1件):
B29C41/28
Fターム (12件):
4F205AA01 ,  4F205AC05 ,  4F205AG01 ,  4F205AH73 ,  4F205AJ08 ,  4F205GA07 ,  4F205GC07 ,  4F205GF24 ,  4F205GF30 ,  4F205GN21 ,  4F205GN24 ,  4F205GN29

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