特許
J-GLOBAL ID:201403012062000710

成形方法及び成形装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-017846
公開番号(公開出願番号):特開2014-147953
出願日: 2013年01月31日
公開日(公表日): 2014年08月21日
要約:
【課題】ブランクを把持する把持部材を交換することなく、フランジ部の根元近傍での欠肉の発生を抑制する成形方法及び成形装置を提供する。【解決手段】把持部材の外周面からブランク40の外端部を径方向外側に突出させつつ把持部材にブランクを把持させた状態で、表面凹形状の第1工具78aの凹部でブランク40の外端を中心軸に向けて押圧することにより、ブランク40の外端部を増肉させる。次に、その増肉部位を、表面がV字型に形成された第2工具78cを用いて中心軸に向けて押圧することにより、軸方向に2分割させる。そして、第2工具78c及び/又は第3工具78dを用いて、2分割された一方の分割部位の軸方向他方側の一部及び他方の分割部位の全部を軸方向に引き延ばすことにより、ドラム部を成形させる。その後、一方の分割部位の軸方向一方側の端面を第4工具78eを用いて軸方向他方側に押圧することにより、フランジ部を成形させる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
薄肉円盤状のブランクの径方向外側に配置された工具を該ブランクの中心軸回りでの相対回転に従動して自転させつつ該ブランクに押し付けて、該ブランクを塑性変形させることにより、薄肉円環状のスポーク部と、前記スポーク部の径方向外側端に接続し、軸方向に向けて延びる円筒状のドラム部と、前記ドラム部の前記スポーク部が接続する軸方向位置とはオフセットした軸方向端から径方向外側に向けて延びるフランジ部と、を有するワークを成形させる成形方法であって、 把持部材の外周面から前記ブランクの外端部を径方向外側へ向けて突出させつつ該把持部材に該ブランクを把持させた状態で、表面が凹形状に形成された第1工具の凹部で前記ブランクの外端を中心軸に向けて押圧することにより、該ブランクの外端部を増肉させる増肉工程と、 前記増肉工程にて前記ブランクの外端部に形成された増肉部位を、表面がV字型に尖るように形成された第2工具の尖り部で中心軸に向けて押圧することにより、軸方向に2分割させるスプリット工程と、 前記第2工具、及び/又は、軸方向一方側から軸方向他方側にかけて径方向外側の端面が丸みを帯びつつ外径が小さくなるように形成された第3工具を用いて、前記スプリット工程にて2分割された一方の分割部位の軸方向他方側の一部及び他方の分割部位の全部を軸方向に向けて引き延ばすことにより、前記ドラム部を成形させるドラム成形工程と、 前記ドラム成形工程にて前記ドラム部を成形した後、前記一方の分割部位の軸方向一方側の端面を、円柱状又は円錐状に形成された第4工具を用いて軸方向他方側に向けて押圧することにより、前記フランジ部を成形させるフランジ成形工程と、 を備えることを特徴とする成形方法。
IPC (2件):
B21H 1/04 ,  B21D 22/16
FI (2件):
B21H1/04 Z ,  B21D22/16 Z

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