特許
J-GLOBAL ID:201403012401808560

フッ素系樹脂被覆黒色遮光フィルム、それを用いたシャッター羽根、絞り

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-277720
公開番号(公開出願番号):特開2014-122946
出願日: 2012年12月20日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
【課題】光学部材の表面を低反射性、黒色性、かつ高摺動性と高撥水性のあるフッ素系樹脂を被覆した、樹脂フィルムなどをベース基材とするフッ素系樹脂被覆黒色遮光フィルムと、これを用いたシャッター羽根、絞りなどを提供。【解決手段】算術平均高さRaが0.2〜2.2μmである樹脂フィルム(A)の両面に、特定の金属炭化物膜(B)と、酸素含有量がO/Ti原子数比として0.7〜1.4である特定の炭化酸化チタン膜(C)と、さらに炭化酸化チタン膜(C)上に波長550nmにおける消衰係数が0.005以下で屈折率が1.38〜1.41である特定のフッ素系樹脂膜(D)を被覆したフッ素系樹脂被覆黒色遮光フィルムなどにより提供。【選択図】図1
請求項(抜粋):
算術平均高さRaが0.2〜2.2μmである樹脂フィルム(A)の両面に、金属炭化物膜(B)と、酸素含有量がO/Ti原子数比として0.7〜1.4である炭化酸化チタン膜(C)と、さらに炭化酸化チタン膜(C)上に波長550nmにおける消衰係数が0.005以下で屈折率が1.38〜1.41のフッ素系樹脂膜(D)を被覆した黒色遮光フィルムであって、 金属炭化物膜(B)の膜厚が40nm以上であり、炭化酸化チタン膜(C)の膜厚が50〜250nmであり、フッ素系樹脂膜(D)の膜厚が10〜100nmであり、さらに波長380〜780nmにおける最小光学濃度が4.0以上、かつ波長380〜780nmにおけるフッ素系樹脂膜表面の最大正反射率が0.3%以下、フッ素系樹脂膜表面での水に対する接触角が140°以上、フッ素系樹脂膜表面の鉛筆硬度が5H以上であることを特徴とするフッ素系樹脂被覆黒色遮光フィルム。
IPC (2件):
G03B 9/02 ,  G03B 9/08
FI (2件):
G03B9/02 A ,  G03B9/08 Z
Fターム (6件):
2H080AA10 ,  2H080AA14 ,  2H080AA15 ,  2H080DD01 ,  2H081AA19 ,  2H081AA43

前のページに戻る