特許
J-GLOBAL ID:201403012791046738

練歯磨組成物及び練歯磨組成物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 特許業務法人アルガ特許事務所 ,  高野 登志雄 ,  中嶋 俊夫 ,  村田 正樹 ,  山本 博人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-121974
公開番号(公開出願番号):特開2014-237618
出願日: 2013年06月10日
公開日(公表日): 2014年12月18日
要約:
【課題】練歯磨組成物の使用時に、組成物中のフッ素イオンが唾液に放出されやすい物性を組成物に付与することにより、歯のエナメル質や象牙質へのフッ素イオンの取り込み性を向上させ、耐酸性を向上させることによって齲蝕抑制効果に優れるとともに、十分な再石灰化効果も得られる練歯磨組成物の製造方法、及びこれから得られる練歯磨組成物に関する。【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)、(D)並びに(E): (A)(A-1)エーテル化度0.9以上1.5以下のカルボキシメチルセルロース又はその塩と、(A-2)エーテル化度0.5以上0.9未満のカルボキシメチルセルロース又はその塩及びヒドロキシアルキルセルロースから選ばれる1種又は2種以上とである粘結剤、(B)吸油量が200〜400mL/100gである増粘性シリカ、(C)プロピレングリコール、(D)水、並びに(F)フッ素イオン供給化合物を含有させ、成分(A)〜成分(D)の含有量を調整することによって、レオメータで特定条件下で測定したtanδ及び第1せん断粘度と第2せん断粘度の比(第1せん断粘度/第2せん断粘度)を特定の値とする練歯磨組成物の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
次の成分(A)、(B)、(C)、(D)並びに(E): (A)(A-1)エーテル化度0.9以上1.5以下のカルボキシメチルセルロース又はその塩と、(A-2)エーテル化度0.5以上0.9未満のカルボキシメチルセルロース又はその塩及びヒドロキシアルキルセルロースから選ばれる1種又は2種以上とである粘結剤、 (B)吸油量が200〜400mL/100gである増粘性シリカ、 (C)プロピレングリコール、 (D)水、並びに (F)フッ素イオン供給化合物 を含有させ、成分(A)〜成分(D)の含有量を調整することによって、 レオメータで測定した、歪率0.04%、周波数0.03S-1〜300S-1の範囲における各周波数でのtanδを0.1より大きく1未満とし、かつ レオメータで測定した、せん断速度を0.0001S-1〜1000S-1に変化させたときの第1せん断粘度と、その後にせん断速度を1000S-1〜0.0001S-1に変化させたときの第2せん断粘度において、せん断速度が0.1S-1における第1せん断粘度と第2せん断粘度の比(第1せん断粘度/第2せん断粘度)を2.5以上10以下とする練歯磨組成物の製造方法。
IPC (5件):
A61K 8/21 ,  A61K 8/73 ,  A61K 8/25 ,  A61K 8/34 ,  A61Q 11/00
FI (5件):
A61K8/21 ,  A61K8/73 ,  A61K8/25 ,  A61K8/34 ,  A61Q11/00
Fターム (18件):
4C083AB472 ,  4C083AC121 ,  4C083AC122 ,  4C083AC132 ,  4C083AC482 ,  4C083AC782 ,  4C083AC862 ,  4C083AD042 ,  4C083AD202 ,  4C083AD271 ,  4C083AD272 ,  4C083AD281 ,  4C083AD282 ,  4C083BB55 ,  4C083CC41 ,  4C083DD22 ,  4C083EE32 ,  4C083FF05
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 歯磨組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-317105   出願人:ライオン株式会社
  • 歯磨剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-135510   出願人:花王株式会社
  • 粘弾性歯磨き剤組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-206693   出願人:コルゲート・パーモリブ・カンパニー
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