特許
J-GLOBAL ID:201403012877125193

鋼板およびLNGタンク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  棚井 澄雄 ,  増井 裕士 ,  勝俣 智夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-548641
特許番号:特許第5561442号
出願日: 2013年06月19日
要約:
【要約】 本発明に係る鋼材は、前記鋼材の板厚tの(1/4)t位置での残留γの量の下限が4.0体積%であり、前記残留γは、そのアスペクト比の平均値の上限が2.5かつその長径の平均値の上限が0.85μmである形態を有するとともに、前記残留γ中の平均Mn濃度および平均Ni濃度がそれぞれ、[Mn]retained γ>[Mn]α×1.4および[Ni]retained γ>[Ni]α×1.4を満足する。
請求項(抜粋):
【請求項1】 化学成分が、質量%で、 C:0.01〜0.12%、 Si:0.01〜0.30%、 Mn:0.4〜2.0%、 Ni:6.6〜8.0%、 Al:0.002〜0.08%、 N:0.0050%以下、 P:0.05%以下、 S:0.008%以下、 Cu:0〜1.00%、 Cr:0〜1.00%、 Mo:0〜0.50%、 V:0〜0.10%、 B:0〜0.0050%、 Nb:0〜0.10%、 Ti:0〜0.10%、 Sn:0〜0.50%、 Ca:0〜0.004%、 Mg:0〜0.0020%、 REM:0〜0.0020%、 残部:Feおよび不純物 である鋼板であって、 前記鋼板の板厚tの(1/4)t位置での残留γの量が4.0〜20.0体積%であり、 前記残留γは、そのアスペクト比の平均値の上限が2.5かつその長径の平均値の上限が0.85μmである形態を有するとともに、前記残留γ中の平均Mn濃度および平均Ni濃度がそれぞれ、次の式(1)および式(2)を満足することを特徴とする鋼板。 [Mn]retained γ>[Mn]α×1.4 ・・・(1) [Ni]retained γ>[Ni]α×1.4 ・・・(2) ここで、[Mn]retained γは前記残留γ中の平均Mn濃度を、[Mn]αは前記鋼板中のフェライト相中の平均Mn濃度を、[Ni]retained γは前記残留γ中の平均Ni濃度を、[Ni]αは前記鋼板中のフェライト相中の平均Ni濃度を、それぞれ表す。
IPC (5件):
C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/58 ( 200 6.01) ,  C21D 9/46 ( 200 6.01) ,  C21D 8/02 ( 200 6.01) ,  C22C 38/60 ( 200 6.01)
FI (5件):
C22C 38/00 302 B ,  C22C 38/58 ,  C21D 9/46 Z ,  C21D 8/02 D ,  C22C 38/60
引用特許:
審査官引用 (3件)

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