特許
J-GLOBAL ID:201403013365986754
抗原結合分子の血漿中滞留性と免疫原性を改変する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (12件):
清水 初志
, 春名 雅夫
, 山口 裕孝
, 刑部 俊
, 井上 隆一
, 佐藤 利光
, 新見 浩一
, 小林 智彦
, 渡邉 伸一
, 大関 雅人
, 五十嵐 義弘
, 川本 和弥
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012058603
公開番号(公開出願番号):WO2012-133782
出願日: 2012年03月30日
公開日(公表日): 2012年10月04日
要約:
本発明は、抗原結合分子のFc領域をpH中性域の条件下で二分子のFcRnおよび活性型Fcγレセプターの四者を含むヘテロ複合体を形成しないFc領域に改変することによって、抗原結合分子の薬物動態が改善され、抗原結合分子の免疫応答が低減されることを見出した。また上記の性質を有する抗原結合分子、その製造方法を見出すとともに、そのように抗原結合分子あるいは本発明に係る製造方法によって製造された抗原結合分子を有効成分として含有する医薬組成物が投与された際に、薬物動態が改善され、投与された生体による免疫応答が低減されるという、従来の抗原結合分子に比して優れた特性を有することを見出すことに成功した。
請求項(抜粋):
イオン濃度の条件によって抗原に対する結合活性が変化する抗原結合ドメイン、およびpH中性域の条件下でFcRnに対する結合活性を有するFc領域を含む抗原結合分子のFc領域が、pH中性域の条件下で二分子のFcRnおよび一分子の活性型Fcγレセプターを含むヘテロ複合体を形成しないFc領域に改変することを含む、以下のいずれかの方法;
(a) 抗原結合分子の薬物動態を改善する方法、または
(b) 抗原結合分子の免疫原性を低減させる方法。
IPC (8件):
C12N 15/09
, C07K 16/46
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
, C12P 21/08
, A61K 39/395
FI (9件):
C12N15/00 A
, C07K16/46
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/00 101
, C12P21/08
, A61K39/395 M
, A61K39/395 W
Fターム (43件):
4B024AA01
, 4B024BA53
, 4B024DA02
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024GA13
, 4B064AG27
, 4B064CA10
, 4B064CA19
, 4B064CC06
, 4B064CC12
, 4B064CC24
, 4B064CE12
, 4B064DA01
, 4B065AA01X
, 4B065AA57X
, 4B065AA72X
, 4B065AA87X
, 4B065AA90X
, 4B065AA93X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065BA05
, 4B065BB25
, 4B065BC03
, 4B065BC07
, 4B065BD14
, 4B065CA25
, 4B065CA44
, 4C085AA14
, 4C085BB36
, 4C085BB42
, 4C085CC22
, 4C085CC23
, 4C085EE01
, 4C085GG01
, 4H045AA11
, 4H045BA41
, 4H045DA76
, 4H045EA20
, 4H045FA74
, 4H045GA26
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