特許
J-GLOBAL ID:201403013450902659

イオン電流検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-243262
公開番号(公開出願番号):特開2014-092076
出願日: 2012年11月05日
公開日(公表日): 2014年05月19日
要約:
【課題】点火プラグに堆積するカーボンにクラックや剥離が存在すると、中心電極と側方電極間を流れる漏洩電流が一様にならない。このような漏洩電流では燻ぶり抵抗の算出位置によっては燻ぶり抵抗が正確に算出されない場合がある。よって、正確な燻ぶり抵抗が算出できなければ、真イオン電流値も正確な値を得られないため、燃焼状態の判定を誤判定する問題が生じる。【解決手段】イオン電流検出回路90が検出するイオン電流に基づく検出信号及びコンデンサ94の両端電圧から漏洩電流測定時刻内の複数時刻における点火プラグ50の燻ぶり抵抗を算出し、複数時刻における燻ぶり抵抗を平均化した燻ぶり抵抗平均値を算出し、イオン電流検出回路90が検出するイオン電流に基づく検出信号及び真燻ぶり抵抗から真イオン電流波形を算出し、真イオン電流波形から内燃機関の燃焼状態を判定する。【選択図】図8
請求項(抜粋):
1次コイルと2次コイルが電磁結合されて点火プラグに高電圧を印加するコイル部と、当該1次コイルへの通電のON・OFFを切り替えるイグナイタと、当該イグナイタに点火信号を供給するECUと、コンデンサをバイアス電源として前記点火プラグに発生するイオン電流を検出するイオン電流検出回路と、を備え、 前記ECUは、前記イオン電流検出回路が検出するイオン電流に基づく検出信号及び前記コンデンサの両端電圧から漏洩電流測定時刻内の複数時刻における前記点火プラグの燻ぶり抵抗を算出し、複数時刻における燻ぶり抵抗を平均化した燻ぶり抵抗平均値を算出することを特徴とするイオン電流検出装置。
IPC (2件):
F02P 17/12 ,  F02P 17/00
FI (3件):
F02P17/00 E ,  F02P17/00 X ,  F02P17/00 F
Fターム (9件):
3G019CA01 ,  3G019CA11 ,  3G019CD01 ,  3G019CD06 ,  3G019DB02 ,  3G019FA02 ,  3G019LA05 ,  3G019LA14 ,  3G019LA15

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