特許

J-GLOBAL ID：201403014046144577

鋳鉄製摩擦部材の製造方法

発明者： 須貝 幸廉 ,  関 克司 ,  高田 卓弥
出願人/特許権者： 曙ブレーキ工業株式会社
代理人 (1件)： 特許業務法人貴和特許事務所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-192619
公開番号（公開出願番号）：特開2014-047406
出願日： 2012年08月31日
公開日（公表日）： 2014年03月17日
要約：

【課題】耐食性および耐摩耗性に優れた、鋳鉄製摩擦部材の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】処理温度を500°C〜600°Cとして、鋳造法により得られた成形体を軟窒化処理することにより、その表面に窒素化合物層(2)を形成し、該軟窒化処理後、雰囲気温度が400°C〜480°Cになった時点で、前記成形体を大気中に暴露し、室温まで冷却することにより、該窒素化合物層の表面にFe3O4を主成分とする酸化鉄層(1)を形成する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

処理温度を500°C〜600°Cとして、鋳造法により得られた成形体を軟窒化処理することにより、その表面に窒素化合物層を形成する工程と、 該軟窒化処理後、雰囲気温度が400°C〜480°Cになった時点で、前記成形体を大気中に暴露し、酸素との接触状態を維持しつつ、室温まで冷却することにより、該窒素化合物層の表面にFe3O4を主成分とする酸化鉄層を形成する工程と、 を含む、鋳鉄製摩擦部材の製造方法。

IPC (4件)：

C23C 8/34 ,  F16D 65/12 ,  C23C 8/14 ,  C23C 8/32

FI (5件)：

C23C8/34 ,  F16D65/12 E ,  F16D65/12 M ,  C23C8/14 ,  C23C8/32

Fターム (8件)：

3J058AA62 ,  3J058BA46 ,  3J058BA61 ,  3J058CB11 ,  3J058EA03 ,  3J058FA01 ,  4K028AB01 ,  4K028AC08