特許
J-GLOBAL ID:201403015184380857

触媒混合アルコール合成において硫黄を管理するための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人小田島特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-527243
公開番号(公開出願番号):特表2014-529609
出願日: 2012年08月21日
公開日(公表日): 2014年11月13日
要約:
本発明は、メタノールが再循環される場合の混合アルコール合成中に、合成ガスからエタノールに対する選択性を維持する方法を提供する。いくつかの変形では、合成ガスは、硫化金属触媒を含むアルコール合成反応器に供給され、メタノールがエタノールから分離されて、硫黄含有化合物を含むメタノール再循環流を形成する。メタノール流をアルコール合成反応器に戻す再循環によって、硫化金属触媒に硫黄を添加すること、または硫化金属触媒から硫黄損失を減少させることが可能になる。任意に、硫化金属触媒中の硫黄レベルを維持するために、さらなる硫黄化合物が導入されてもよい。好ましい硫化剤、濃度、および再循環戦略が本明細書において開示される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
合成ガスからエタノールを生成する方法であって、 (a) 合成ガスをメタノール、エタノール、および一つ以上の硫黄含有化合物を含む中間流に変換するのに適した条件下で、硫化金属触媒を含むアルコール合成反応器に前記合成ガスを供給することと、 (b)前記中間流の少なくとも一部を分離ユニットに送ることであって、これによって、前記メタノールの少なくとも一部が前記エタノールから分離されて、メタノール再循環流およびエタノール生成物流を形成し、前記硫黄含有化合物の少なくとも一部が前記メタノール再循環流に含まれることと、 (c)前記硫化金属触媒に硫黄を添加するために、またはそれからの硫黄損失を減少させるために、前記メタノール再循環流の一部または全てを前記アルコール合成反応器に戻して再循環させることと、 (d)任意に、前記硫化金属触媒に硫黄を添加するために、またはそれからの硫黄損失を減少させるために、一つ以上のさらなる硫黄化合物を前記アルコール合成反応器内および/または前記メタノール再循環流中に導入することと、を含む、方法。
IPC (3件):
C07C 29/156 ,  C07C 31/08 ,  C07C 29/34
FI (3件):
C07C29/156 ,  C07C31/08 ,  C07C29/34
Fターム (16件):
4H006AA02 ,  4H006AA04 ,  4H006AC29 ,  4H006AC41 ,  4H006AD11 ,  4H006BA14 ,  4H006BA20 ,  4H006BA36 ,  4H006BD33 ,  4H006BD52 ,  4H006BD84 ,  4H006BE20 ,  4H006BE40 ,  4H006FE11 ,  4H039CA60 ,  4H039CL35
引用特許:
審査官引用 (7件)
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