特許
J-GLOBAL ID:201403015308388975

音響装置及び遅延時間測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柴田 五雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-165493
公開番号(公開出願番号):特開2014-027445
出願日: 2012年07月26日
公開日(公表日): 2014年02月06日
要約:
【課題】 楽曲等を鑑賞する際に、音声の伝搬遅延時間に対応する適切な遅延補正を実現する。【解決手段】 絶対値処理部252が、テスト音声の出力時刻を終期とする暗騒音期間の開始時刻からの各時刻の収音結果の絶対値化処理を行う。積分処理部253は、暗騒音期間の期間長以下の第1期間長を積分期間長とする絶対値処理結果の時間積分を、暗騒音期間の開始時刻から始めて所定時間間隔ごとに算出し、第1期間長にわたる時間積分結果の時間分布を生成する。差分処理部254は、積分処理結果のそれぞれについて、時間積分結果の時間分布において第2期間長を経過した時刻での積分処理結果からの差し引きである差分処理を行い、差分処理結果の時間分布を生成する。そして、遅延推定部255が、差分処理結果の時間分布で最大となる時刻を、テスト音声の収音ユニット530への到達時刻に対応する時刻と推定する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
音声コンテンツの再生結果を、スピーカから音場空間へ向けて出力させる音響装置であって、 前記音場空間の所定の収音位置で収音を行う収音部から収音結果を取得する収音結果取得部と; 前記スピーカから、テスト音声を出力させるテスト音声発生部と; 前記テスト音声の出力時刻を終期とする予め定められた期間である暗騒音期間の開始時刻からの各時刻の前記収音部による収音結果の絶対値化処理を行う絶対値処理部と; 第1期間長を積分期間長とする前記絶対値処理部による処理結果の時間積分処理を、前記第1期間長より短い所定時間間隔ごとに行う積分処理部と; 前記積分処理部による積分処理結果のそれぞれについて、前記所定時間間隔の所定複数倍の第2期間長を経過した時刻での積分処理結果から差し引く差分処理を行う差分処理部と; 前記差分処理の結果における前記差分処理の結果が最大となる時刻を、前記テスト音声の前記収音部への到達時刻に対応する時刻と推定する遅延推定部と; を備えることを特徴とする音響装置。
IPC (1件):
H04S 5/02
FI (2件):
H04S5/02 N ,  H04S5/02 G
Fターム (2件):
5D062BB07 ,  5D062BB10

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