特許
J-GLOBAL ID:201403015898162829

血圧測定装置、脈波検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高松 猛 ,  尾澤 俊之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-211138
公開番号(公開出願番号):特開2014-064665
出願日: 2012年09月25日
公開日(公表日): 2014年04月17日
要約:
【課題】フィルタの過渡応答の影響を安価な構成により軽減して血圧値の測定を高精度に行うことが可能な血圧測定装置を提供する。【解決手段】血圧測定装置は、カフ内の圧力を検出してカフ圧信号を出力する圧力センサ11と、カフ圧信号から脈波を検出する脈波検出部23とを備える。脈波検出部23は、カフ圧信号から高周波成分を抽出するアナログHPF232と、A/D変換部233と、圧迫圧力が増加から減少に転じた時点で検出されたカフ圧信号のA/D変換後の信号を保持する信号保持部234と、A/D変換部233の出力信号から信号保持部234により保持された信号を減算する減算部235と、減算部235の出力信号から高周波成分を抽出するデジタルHPF236とを含む。【選択図】図3
請求項(抜粋):
生体の測定部位に装着されるカフと、 前記カフによる前記測定部位への圧迫圧力を変化させる圧迫圧力調整部と、 前記圧迫圧力の変化期間中における前記カフ内の圧力を検出してアナログのカフ圧信号を出力するカフ圧検出部と、 前記カフ圧信号から、前記生体の脈拍に同期して前記圧迫圧力に重畳される圧力成分である脈波を検出する脈波検出部と、 前記脈波検出部により検出された脈波の振幅値を利用して測定血圧値を決定する血圧決定部と、を備え、 前記脈波検出部は、 前記カフ圧信号から高周波成分を抽出するアナログフィルタと、 前記アナログフィルタの出力信号をデジタル変換するA/D変換部と、 前記A/D変換部の出力信号に減算処理を施す減算処理部と、 前記減算処理部による減算処理後の信号に対して高周波成分を抽出するフィルタ処理を施すデジタルフィルタと、を含み、 前記減算処理部は、 前記圧迫圧力が増加を開始する増加開始時点から当該増加開始時点の予め決めた時間経過後の時点までの間の任意の時点である第一の時点における前記カフ圧信号の前記A/D変換部通過後の信号である第一の信号を、前記第一の時点から前記圧迫圧力が増加から減少に転じる減少開始時点までの間における前記カフ圧信号の前記A/D変換部通過後の出力信号から減算する第一の減算処理と、 前記減少開始時点から当該減少開始時点の予め決めた時間経過後の時点までの間の任意の時点である第二の時点における前記カフ圧信号の前記A/D変換部通過後の信号である第二の信号を、前記第二の時点以降における前記カフ圧信号の前記A/D変換部通過後の出力信号から減算する第二の減算処理と、の少なくとも一方を行う血圧測定装置。
IPC (2件):
A61B 5/022 ,  A61B 5/024
FI (3件):
A61B5/02 336F ,  A61B5/02 310J ,  A61B5/02 337E
Fターム (13件):
4C017AA08 ,  4C017AA09 ,  4C017AA10 ,  4C017AB01 ,  4C017AC01 ,  4C017AD01 ,  4C017BC01 ,  4C017BC07 ,  4C017BC08 ,  4C017BC11 ,  4C017CC01 ,  4C017DE01 ,  4C017DE05

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