特許
J-GLOBAL ID:201403016328741090

複層ガラスおよび複層ガラスの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-037348
公開番号(公開出願番号):特開2014-162701
出願日: 2013年02月27日
公開日(公表日): 2014年09月08日
要約:
【課題】本発明では、各ガラス基板の熱膨張差による変形を抑制し、かつ製造の容易なシール構造を有する真空複層ガラスを提供する。【解決手段】相互に対向する第1のガラス基板110と第2のガラス基板120との間に形成される間隙部130がシール部材150によって封止された複層ガラスであって、シール部材150は両ガラス基板110、120の周囲の端面に形成された第1および第2の接合層160、165と、両接合層を介して両ガラス基板110、120の周囲に組み付けられ、かつ両ガラス基板110、120に比べて高い熱膨張率を有する環状の金属部材155とを備え、組み付け前の室温の状態で、金属部材155の内側表面の周長がそれぞれ接合層が形成された第1のガラス基板110または第2のガラス基板120の周囲の長さより短い金属部材155を加熱により長い状態とし、両ガラス基板110、120の周囲に組み付けた後、冷却して形成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
相互に対向する第1のガラス基板と第2のガラス基板との間に形成される間隙部が、シール部材によって封止された複層ガラスであって、 前記シール部材は、 前記第1のガラス基板の周囲の端面に形成された第1の接合層と、 前記第2のガラス基板の周囲の端面に形成された第2の接合層と、 前記第1および第2の接合層を介して前記第1のガラス基板および前記第2のガラス基板の周囲に組み付けられ、かつ前記第1のガラス基板および前記第2のガラス基板に比べて高い熱膨張率を有する環状の金属部材とを備え、 前記第1および第2のガラス基板に組み付け前の室温の状態で、前記金属部材の内側表面の周長が前記第1の接合層が形成された前記第1のガラス基板または前記第2の接合層が形成された前記第2のガラス基板の周囲の長さと比べて短い前記金属部材を、加熱により、前記第1の接合層が形成された前記第1のガラス基板または前記第2の接合層が形成された前記第2のガラス基板の周囲の長さと比べて長くなった状態で、前記第1の接合層が形成された前記第1のガラス基板および第2の接合層が形成された前記第2のガラス基板の周囲に組み付けた後、冷却されて形成された ことを特徴とする複層ガラス。
IPC (2件):
C03C 27/12 ,  E06B 3/66
FI (2件):
C03C27/12 Z ,  E06B3/66
Fターム (13件):
2E016AA01 ,  2E016CA01 ,  2E016CB01 ,  2E016CC02 ,  2E016EA01 ,  2E016EA02 ,  2E016FA00 ,  4G061AA21 ,  4G061BA01 ,  4G061CC03 ,  4G061CD02 ,  4G061CD21 ,  4G061CD25

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