特許
J-GLOBAL ID:201403016738403583

サーマルシフトアッセイを使用した、標的タンパク質とのリガンド結合を決定するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 池田 成人 ,  野田 雅一 ,  山口 和弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-505717
公開番号(公開出願番号):特表2014-513293
出願日: 2012年04月18日
公開日(公表日): 2014年05月29日
要約:
本発明は、非精製サンプルが、対象のリガンドと結合した標的タンパク質を含有するかどうか決定する方法であって、a)前記リガンドと結合した標的タンパク質の沈殿を発生又は増大させることが可能であるよりも高い程度に、非結合標的タンパク質の沈殿を発生又は増大させることが可能である温度に前記非精製サンプルを曝すステップ、b)ステップa)の生成物を処理して不溶性タンパク質から可溶性タンパク質を分離するステップ、及びc)標的タンパク質の存在に関してステップb)の可溶性タンパク質画分と不溶性タンパク質画分との一方又は両方を分析するステップを含み、前記標的タンパク質が、前記標的タンパク質と融合したタグ、ペプチド、ポリペプチド又はタンパク質の酵素活性に基づいて検出されない方法を対象とする。詳細には、本発明を使用して、患者由来のサンプルにおけるそれらの標的タンパク質に薬剤が結合し得るかどうか決定することができ、ある特定の薬剤をその患者の治療において使用することができるかどうか確認することができる。さらに本発明は、本発明の方法中で使用するための器具、及び本発明の方法中での抗体及び/又は非タンパク質融合タグを含むキットの使用を対象とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
非精製サンプルが、対象のリガンドと結合した標的タンパク質を含有するかどうか決定する方法であって、 a)前記リガンドと結合した標的タンパク質の沈殿を発生又は増大させることが可能であるよりも高い程度に、非結合標的タンパク質の沈殿を発生又は増大させることが可能である温度に前記非精製サンプルを曝すステップ、 b)ステップa)の生成物を処理して不溶性タンパク質から可溶性タンパク質を分離するステップ、及び c)標的タンパク質の存在に関してステップb)の可溶性タンパク質画分と不溶性タンパク質画分との一方又は両方を分析するステップを含み、前記標的タンパク質が、前記標的タンパク質と融合したタグ、ペプチド、ポリペプチド又はタンパク質の酵素活性に基づいて検出されない、方法。
IPC (1件):
G01N 33/53
FI (1件):
G01N33/53 D
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る